なぜ、1%が金持ちで、99%が貧乏になるのか?――《グローバル金融》批判入門

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  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861823879

作品紹介・あらすじ

今や、我々の人生は、借金漬けにされ、銀行に管理されている。「どうして、そうなったのか?」を丁寧に解説、"今までとは違う"金融政策の選択肢を具体的に提示する。

感想・レビュー・書評

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  • 銀行の批判が中心。

  • 金持ち=銀行、貧乏=それ以外という構図の主張。基本的には銀行叩きの内容だった。

    銀行が金儲けに走るから世界経済が混乱する仕組みについて詳しく説明されている。

    サブタイトル通り金融批判の入門書だと思う。

  • 部分的に面白かったが、
    全体的に難しい

    購入するほどではないと思います

  • タイトルと内容が一致していません。ジャーナリストが書いた経済本で浅い。

  • 私のような初心者が金融の歴史を知るにはよかった。
    金融の発展の歴史やビジネスが成り立つ仕組み、問題点が丁寧に説明されています。
    内容、レベル的に新書の方が売れるのではと思いました。

  • 個人的な経済関係本購入ブームでクル-グマンやスティグリッツ本を買ったのだが、その際に書店の棚の側に有った本書も手にしたもの。

    本書タイトル「なぜ、1%が金持ちで、99%が貧乏になるのか」を見るとそれらの本と軌を一にすると思って買ったのだが、それは羊頭狗肉で、内容的には副タイトルである「グローバル金融批判入門」でさえもやや大仰と云う感じ。強いて言えば「基礎から学ぶ現代経済解説」というような新書版が相応しい内容だ。

    とは言え全く訳に立たない訳ではないし、適度に批判精神を交え新聞などを賑わす経済用語及びトピックを丁寧に解説しているので経済・金融を専門としない読者にもスイスイ入ってくる内容だ。

    しかもイギリスの「£」の起源なども紹介されておりそれなりに楽しめるものだ。イギリスで発行された1 poundの銀から240枚作られた銀貨を「Stering」と称して、そこからPound Steringが生まれた。当時の書類はラテン語で書かれるのが一般的でポンドに当るラテン語がLibraなので、そこでポンドを表わす記号として「L」が使われ、それが更に装飾をまとい出来たのが「£」表記とのことだ。

    まあ色々と不満もあるが、この£の起源を知っただけで良しというものだ。2200円はちょっと高いが。

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