ロシア革命――ペトログラード 1917年2月

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  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861826726

作品紹介・あらすじ

和田春樹のライフワーク、遂に完成!

感想・レビュー・書評

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  • 素晴らしい、渾身の一冊
    後書きに、人生最後の出版と

    豊富な数値データ、写真
    整理された文章、伝えたい文脈が説得力をもって伝わってくる
    NHKスペシャルを見ているかのよう

    ソ連崩壊後、歴史家の間で2月革命と10月革命それぞれの位置付けが見直されている

    階級闘争の革命ではなく体制危機の打破としての革命に焦点
    革命を主導した者たちの具体的な意思と行動の検証
    首都の人口構成(工場労働者と「その他」)
    戦線での兵士の待遇やエスケープ

    など、改めて革命全体を様々な角度ごとに整理して再構築している。

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著者プロフィール

東京大学名誉教授。1938年生まれ。東京大学文学部卒業。著書『金日成と満州抗日戦争』(平凡社)、『朝鮮戦争全史』『日露戦争 起源と開戦(上・下)』『北朝鮮現代史』『平和国家の誕生』『韓国併合110年後の真実』(岩波書店)、『朝鮮有事を望むのか』(彩流社)、『スターリン批判1953~56年』(作品社)、『アジア女性基金と慰安婦問題』(明石書店)、『米朝戦争をふせぐ』『安倍首相は拉致問題を解決できない』『慰安婦問題の解決に何が必要か』(青灯社)ほか。

「2022年 『日朝交渉30年史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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