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- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862016478
感想・レビュー・書評
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山口組専属料理人のオーデイションの様子が分かる。
引退した後の五代目の気力の激しい劣化が気になるところ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「専属料理人」モノというジャンルがあるのかどうか判らないが、「金正一の料理人」は不可侵の領域を間近に見たという希少価値もありその代表になるものであったので、今回の山口組五代目組長の料理人の話も大いに期待したのであるが・・・。
残念ながら料理人が自ら書いたものでは無いし、また必ずしも出版に積極的に協力が得られたものではないのかもしれない。料理人も取材にはそれなりに協力はしたのであろうが、著者としてもプライバシーに配慮したのか、小説仕立てにしたのが本書。
だが小説仕立てとは言えども、料理人の視点からのエピソードを拾い出したというよりも「五代目組長一代記」が余りにも全面に出てしまいなんか普通の組長物語となってしまって焦点が完全にボケでしまった。ある意味では「羊頭狗肉」の典型になってしまったもので残念至極だ。
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