山口組組長専属料理人 ~側近が見た渡辺五代目体制の16年~

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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862016478

感想・レビュー・書評

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  • 山口組専属料理人のオーデイションの様子が分かる。
    引退した後の五代目の気力の激しい劣化が気になるところ。

  • 「専属料理人」モノというジャンルがあるのかどうか判らないが、「金正一の料理人」は不可侵の領域を間近に見たという希少価値もありその代表になるものであったので、今回の山口組五代目組長の料理人の話も大いに期待したのであるが・・・。

    残念ながら料理人が自ら書いたものでは無いし、また必ずしも出版に積極的に協力が得られたものではないのかもしれない。料理人も取材にはそれなりに協力はしたのであろうが、著者としてもプライバシーに配慮したのか、小説仕立てにしたのが本書。

    だが小説仕立てとは言えども、料理人の視点からのエピソードを拾い出したというよりも「五代目組長一代記」が余りにも全面に出てしまいなんか普通の組長物語となってしまって焦点が完全にボケでしまった。ある意味では「羊頭狗肉」の典型になってしまったもので残念至極だ。

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著者プロフィール

1939年、東京都生まれ。日本のジャーナリスト、ノンフィクション作家。
1986年『新宿歌舞伎町物語』(潮出版社)で潮賞ノンフィクション部門最優秀賞を受賞。
主な著書として【満期出獄 ヒットマン・中保喜代春】
【極道の品格 ~山口組四代目暗殺の首謀者 石川裕雄の闘い~】
【暗殺までの15328日 五代目山口組 宅見勝若頭の生涯】【菱の崩壊】
【弘道会の野望 ~司六代目と髙山若頭の半生~】がある

「2022年 『さまよえる逃亡者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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