組手再入門: いま、武術を諦めないために

著者 : 天野敏

• ビーエービージャパン (2008年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[kun92さんの感想 · 2013年3月9日]

発刊された頃から何回も立ち読みしていて、とうとう購入。
中学の頃に、沢井健一先生の太気拳の本は読んだことがあって、ただ、何がすごいのかさっぱり判らずにいた。
他の中国拳法のように、技とか、どう攻撃するかとかさっぱり書いてないで、顔の前に両手をかざして、ゆらりゆらりと歩いてるだけで。

　何だこりゃあ。

別に、太気拳を知りたくて買った本ではないが、流派に拘らないで組手と言うものを見直そうよと言う主旨。
勿論攻撃も防御も太気拳の論理ではあるが、面白い。もうちょっと文章は少なくても良いが。

　だけど、太気拳が実践的であると言うのが、実際そうだとは聞くが、やっぱり理解することは出来なかった。