ハイデガ-: すべてのものに贈られること:存在論 (入門・哲学者シリーズ 4)
- 青灯社 (2007年11月1日発売)
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感想 : 5件
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- Amazon.co.jp ・本 (133ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862280183
作品紹介・あらすじ
存在の頼りなさ
ハイデガーが言うように薔薇の花は、その理由とも証拠とも無関係に咲いている。それどころか、われわれ自身の存在にもまた理由や証拠は必要ない。それでは存在とはいったいどういうことなのか、それを明らかにしようとしたのがハイデガーの生涯だった。
感想・レビュー・書評
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とてもわかりやすい。
が、結局のところ、存在とは何か?ということを知ろうとしたハイデガーの試みは達成されておらず、「存在とは何か」ということは未だわかっていない、ということがわかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2008/09/26読了
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今を生ききってこそ。
アートはそれ自体だけでなく背景にあるものに意識を運ぶことができる。 -
ハイデガーの訳書を読む前に存在論を復習する意味で読了。
人間は例外なく死に向かう存在であり、死を迎えた瞬間に存在を失うが死により完全な存在になる。・・・
つまり如何に生きるかを考えさせる。
芸術の存在についても興味深かった。
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