グラフィックデザイナーのためのDTP&印刷しくみ事典

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862465429

作品紹介・あらすじ

本書は2000年より毎年刊行されてきたムック『DTP&印刷スーパーしくみ事典』を一冊にまとめた書籍です。
印刷やDTPの分野は幅が広く奥が深い世界、長年築き上げられてきた知識や技術を体系的に網羅しました。
内容は各分野のプロフェッショナルが執筆、豊富な図解とともにわかりすく編纂されています。

<本書の内容>
■豊富なビジュアルで印刷の仕組みを徹底解説
本書のために書き起こされたCGによる美しいビジュアルで、印刷機の内側からインクが塗布されるしくみまでがわかります。
DTPの分野では、パソコンやディスク、プリンタ、スキャナなどのハードウェアの内部構造を図解して解説します。
さらに、グラフィックソフトウェアの使いこなし術、カラーマネージメントの運用やしくみについても学べます。

■ワークフローに沿った13章の構成で、仕事の流れがつかめます
プランニングから始まり、編集、レイアウト、組版、データフィニッシュ、刷版出力、校正、印刷、後加工・製本まで、順を追って体験できる構成になっています。
新しい潮流のデジタル印刷、Web、電子書籍、クラウドのしくみも概説します。

■さまざまな印刷手法や、実践的な知識を学ぶことができます
代表的なオフセット印刷、デジタル印刷のほか、活版や箔押し、表面加工などの特殊印刷のしくみを解説します。
印刷の指定に欠かせない用紙やインキについての理解が深まります。
そのほか、ソフトウェアやフォント、著作権、エコロジーなど、現場で役立つ情報をまとめました。

本書は、普段見ることのできない印刷工場の機械や、デザイン処理など、さまざまな視点から印刷やDTPの醍醐味と面白さを伝えます。
この一冊を仕事場に備えておくことで、プロジェクトを円滑に進めるのに役立ちます。

感想・レビュー・書評

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  • グラフィックデザインを目指している方って、専門や大学いった方でもなんで「DTPの基盤」なってないんだろうってすごい思う。DTPってなんぞと思った方、印刷の工程や文字組の技術をしっかり勉強してほしい。

    この本は濃厚だけど通用する。買って損はない。
    勉強中の学生さんは特に。

    同人していたら多少は身につくかもだけど、製版機までは分からないだろう。私もそんな人だった。でも高卒で印刷会社で沢山の技術を学んだ。紙やフィルム版まで作り、網目のズレとか見てた。

    文字組のちょっとしたこと、今は使ってないけど「級数」なんてあった。少しの文字のレイアウトやズレ、感覚は今も生かされている。

    クリエイティブで自分の世界を出すぞーな前に、基盤を作って欲しい。営業もいいけど、その道の人が見ると「あ、この人は基盤がないな」と分かるようになった。

    DTPを習うことは損はない。いきなりフリーやデザイン事務所行くのもいいけどね。分かる人には分かる。職業病な私がいる。

  • JAGAT推奨の本ということで読んでみたが、自動組版や最新の印刷技術など網羅されており、新人必読の一冊と思う。

    知識のブラッシュアップにもなるので、ベテランにも是非読んでほしい。印刷はアナログと高を括っていると痛い目に遭いそう。

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著者プロフィール

生田 信一(ファーインク)
1958年福井県生まれ。東京 新宿区で編集プロダクション、ファーインクを運営する。書籍やムックの企画・執筆・制作を行うほか、教育機関や企業内のDTPや印刷関連の講座やセミナーを受け持つ。これまで手がけた共著書は、『カラー図解 DTP&印刷スーパーしくみ事典』『印刷メディアディレクション』『プロなら誰でも知っている デザインの原則100』(以上、ボーンデジタル刊)、『デザイン。知らないと困る現場の新・100のルール』『デザインを学ぶ1 グラフィックデザイン基礎』(以上、エムディエヌコーポレーション刊)、『Illustrator 逆引きデザイン事典[CC/CS6/CS5/CS4/CS3]増補改訂版』(翔泳社刊)、『Design Basic Book[第2版]はじめて学ぶ、デザインの法則』(ビー・エヌ・エヌ新社刊)、『レイアウト・デザインの教科書』(SBクリエイティブ刊)などがある。

「2020年 『印刷&WEB コンテンツ制作の基礎知識』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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