- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862488718
作品紹介・あらすじ
国民的ドラマと言われて久しいNHK大河ドラマ。映画にも負けない本格的歴史ドラマとしての評価も高かったが…なぜか近年、「何かがおかしい」との批判や不満も高まってきている。単に「昔はよかった」的な懐古趣味なのか。それとも大河は変わってしまったのか。大河ドラマを愛し、ともに歩んできた15人の論者たちが、大河に寄せる熱い思いと、愛するが故の厳しい意見を披露する。全50作品のダイジェスト&データも、資料として掲載。
感想・レビュー・書評
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大河ドラマ好きが、好き勝手なことを言ってるエッセイ集。
初期4作までがいいと言ってる人、「秀吉」が最高!と言ってる人、日本人が自国の歴史に詳しいのは大河のおかげ、と言ってる人、と様々だ。
確かに戦国時代多い。多すぎるね。出ていない戦国武将を考えるのが難しいくらい。次に幕末が多い。
未だに「風と雲と虹と」が一番古い時代らしい。いったい何年前の作品だ?
どうして描いていない新しい時代にチャレンジ出来ないんでしょう。
現代劇3部作は大河を見ていない時期だったので評価出来ませんが、明治、大正時代、飛鳥時代、奈良時代と描いていない時代はいっぱいあります。「平清盛」で皇室を赤裸々に描く事が出来たのだから、(結構面白かったよ)天皇家を主人公にしても、そろそろいいんじゃないでしょうか。
私もこの本に習って少しだけ言いたいこと書きます。
「壬申の乱」が見たい!
「白村江の戦い」が見たい!
「楠正成サイドから見た南北朝」が見たい!
「聖徳太子」が見たい!
以上大河ドラマ歴50年(嘘ばっかし)の心の叫びでした。 -
2012.2.8.初、並、帯なし
2013.1.17.津BF -
人それぞれ大河ドラマには思い出があるんだなあ、と興味深く読んだ。史実とのギャップ、印象に残った話、俳優。複数の大河で歴史いろんな視点で眺めたり。私も戦国~江戸は大河で勉強したようなものです。
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それぞれの角度からの意見は面白い。が、もっと大勢の人の証言を読みたいと思った。
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よき書かれています。ファン必見です。
「白村江の戦い」→資料が乏しすぎる、半島の国家などがウルサイのでできない。
「楠公...
「白村江の戦い」→資料が乏しすぎる、半島の国家などがウルサイのでできない。
「楠公」は、戦中の教育を連想させるので、サヨクが黙っていない。
「聖徳太子」って、最近の教育では習わないのではなかったかな。厩戸皇子でなかったかな。存在否定派の歴史家もいらっしゃるそうで、ちょっと無理かな。
ここはやっぱりNHK本気の「南総里見八犬伝」を製作していただきたい!