- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862550514
作品紹介・あらすじ
脳腫瘍と闘った佐々木諒平と仲間たちが紡ぐ実話。
感想・レビュー・書評
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とても悲しいノンフクションでした。
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もう一度サッカーをやるため諦めずに病と闘った少年の実話だ。
病に負けないと信じ、仲間と家族に支えられながら、もう一度サッカーをやる事を目指した少年の物語。
治らないと言われても諦めずに何度も何度も闘い、たくさんの人たちの心をつないぎ合わせた。
夢を見る少年の諦めない心。
読んだ人が勇気づけられるような物語だった。
どんな世代が読んでも感動できる、そんな本だと思う。
家族の温かさ、そして仲間の大切さそんな当たり前のことがどんなに大切なことなのか思い知らされる一冊だと思う。 -
2011/12/22
自宅 -
予想してたのとは全然違う内容やったけど、よかったです。
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脳腫瘍という病と闘い、18歳という若さで旅立ってしまった諒平くんが精一杯生きた記録の書である。
サッカーに夢中になり、泣き、笑い、夢を持ち続け、周りの誰からも愛されて、まだまだ人生これからのはずなのに本当に無念である。僅かな可能性の中に垣間見える一筋の光に希望を持ち、すぐにまた、失意の底に突き落とされる。
見守る家族の思いを考えると辛い。
出雲商業高校の仲間達も一丸となって病と闘い続ける友人を応援し、いつでも駆けつけた。
今、自分が生きている、それだけで意味の有ることなのだと強く思う。