全国2954峠を歩く

著者 : 中川健一

• 株式会社内外出版社 (2018年8月7日発売)

作品紹介・あらすじ

全国の峠、2954峠を訪ねた著者が記す、
峠で歴史散歩を楽しむ、完全ガイドブック！
峠には、古代から、戦国、江戸、明治、昭和、平成まで
人々の暮らしと日本の歴史が刻まれている。
そんな歴史散歩の宝庫でもある峠の歩き方・楽しみ方を徹底ガイドします。

感想・レビュー・書評

[有井 努 Tsutomu Ariiさんの感想 · 2022年8月19日]

著者は1948年生まれです。そしてこの本の中身で
ある峠の探索は2008年、つまりちょうど60歳を
機に始めたそうです。

日本の峠は約3773（離島を除く）、そのうち295
4を約10年で訪れています。

もちろん車やバイクで行くことができる場所もあ
りますが、それでも凄いことです。

まさしく「これが俺のミッション」と胸に秘めて
行動に移したのだと思います。

主に峠には用途が３つあるといいます。

物流、軍事、信仰です。

それぞれの目的で峠が開かれ、人が通っていたの
でしょう。その用途や歴史についても本書では語
られています。

しかし近年はトンネルにより峠道が廃道になるこ
とも増えています。

歴史が分断されてしまうのです。それを少しでも
後世に残すという意味では大変意義深い一冊です。

[國學院大學さんの感想 · 2022年1月14日]

國學院大學法学部卒業。

※國學院大學図書館
　https://opac.kokugakuin.ac.jp/webopac/BB01654677

[rotasさんの感想 · 2021年12月21日]

自転車で走ったことがある峠が沢山載っていました

[beiraineさんの感想 · 2019年5月15日]

ガイドブック代わりに読んでみたけど思ったよりコアで後半は正直読むのが辛かった。
マニアには垂涎物なんだろうな。
自分には冒頭のカラーで紹介されてる峠だけで十分。

[zo3zo3さんの感想 · 2018年12月2日]

いろんな峠があって、読んでいてよく区別がつかなくなってしまった。これだけいろんな峠に行きお金と時間があるんだなぁ〜と感心した。

著者プロフィール

1948年、東京生まれ。峠研究家。國學院大學法学部卒業。
建築・土木資材メーカーの岡部株式会社に入社し、営業として活動する。
建築技術を一から学び始め一級建築士を初めとして、国家資格及び準国家資格を取得し、
文系出身の技術者としての道を歩み始める。
2008年より峠めぐりを始め、10年間で全国2954の峠を制覇した。

「2018年 『全国2954峠を歩く』 で使われていた紹介文から引用しています。」