- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862636737
感想・レビュー・書評
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設定がいいです。思春期の体にいい大人が入ってるっていうのが、上手く表現されてます。セリフひとつひとつに萌えるものがありました。
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最後誰のお葬式だったのか、というところで
ちょっと騙された気がしないでもなかったのですが・・・。
31歳で高校生で、それで初めて真剣に恋をして・・・
その心理描写がとてもリアルでよかったです。
過去と現在が並行して起こったような不思議なお話でしたが、
15年という時間のお陰で(久我山にとっては15年なんだろうか・・・?)
ちゃんと自分と向き合えた後の潔い久我山と
その気持ちをくみ取れた曽根がずっと穏やかで幸せな生活を
送って欲しいと思える、とても心が満たされる幸せなお話でした。 -
大好きな榎田先生ですが、SF要素に後込みして手を出していませんでした。
リブレのフェア小冊子欲しさに購入したのですが…。リブレさんありがとう!(笑)とてもよかったです。
個人的にBLとしてはもっと萌えがほしいかなぁと。
どちらかというと、じーんとくるお話なので萌え萌えしたい時(笑)だとちょっと物足りないかもしれません。
懸念していたSF要素は大丈夫でした。
久我山の考え方の変化がとても共感できた。自分が成長しないと分からないってこと多々あるよなぁ。 -
2014/06/03
【やや好き】設定が気になり一気読み。 久我山×曽根。 いけ好かない性格の弁護士(31歳)久我山が高校2年生(17歳)に突然タイムリープ。 17歳の皮を被った中身31歳高校生が24歳教師に恋をする(笑) 最初、こいつ(久我山)大丈夫なのか?(BL的に成立するんか?)と心配したが、自分を振り返って思いを巡らす様子と先生への恋が「心は31歳だけど青春」してて切ねぇ…幸せになってくれ…とまで思うように(笑) 作家さんすげぇ!! 後日談の「はつ恋のゆくえ」は、甘い二人で締められていて満足。 -
榎田さん初読み。ストーリーが面白く、最後まであっと言う間でした。読後感も良く、丁寧にまとまっているお話。ラスト付近にある、読者のミスリードを誘う箇所にも感心しました。ハピエンて訊いてなかったら騙されていたと思う。良くも悪くも全体的に『上手くて面白い』作品。この後もきっと何度か読み返すんだろうけど、気持ちが揺さぶられるような波を感じられなかったのだけが残念。ストーリーで読ませるのが得意な作家さんなのだとは思います。
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あらすじから想像していた内容と異なっててびっくりでしたが、登場人物の考えや性格がきちんと描かれていてすごくよかった!31歳の経験のまま、高校生としてタイムスリップ。経験を積んだからこそ、違う視点で過ごす高校生活が本当におもしろかった。
仕事を経験した20代後半の方なら、ものすごく楽しめそう。 -
読み始め不安になったのが嘘のような読後感です。もう少し2人の恋を見守りたい!書き下ろし追加で新装文庫化してくれんかのぉ♪