Photoshop×Camera Raw レタッチワークフロー フォトグラファーが知りたかった速さと質を高める方法
- ワークスコーポレーション (2011年3月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862671028
作品紹介・あらすじ
知っておかないと恥ずかしいPhotoshopレタッチ術×RAWデータを最大限に生かしきるCamera Raw活用法=スピードとクオリティを最大限向上させるプロの技術が、この本でわかる。
感想・レビュー・書評
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PhotoshopのCameraRAW機能を中心に各機能が解説されている
名目ではそうなっているが、汎用性のあるPhotoshopの解説本と同じような構成をとってある
デジタル画像の基本的な知識から始まり、RAW現像、Photoshopでの補正、マスク機能、選択範囲、合成、ぼかし・シャープネス、校正・納品・プリントで構成されている
各章は基礎編と実践編に分かれて解説してあった
デジタル画像の基礎知識の章では、CameraRAWの現像がPhotoshopの内部ではLAB値で演算されている点が説明されていた
またPhotoshopでの補正の章では描画モードと調整レイヤーを複合的に使う方法も勉強になった
以上の2点については、この本で初めて読んだ気がする
選択範囲やマスクについても丁寧に解説してあり、今まで読んだ本の中でも分かりやすく理解を深めることができた
合成に関しては、位置や色情報や作業工程が詳しく書かれていないため、同じ作品を作り上げることは難しいだろう
どちらかといえばコツを指南しているといった内容だと思う
校正・プリント・納品については、初学者はついていけない専門的な解説になっているように思う
印刷会社からコラムを寄稿しているが、こちらもほぼ理解できなかった
シャープネスとぼかしも専門的な説明が多く大体しか理解できなかった
基本的な機能の説明はされているが、初学者にとっては少し不親切に感じる部分があり、中級者にとっては説明の必要を感じない部分があったりする
私は基本的な機能に関して把握しているので、初級者から中級者の間にあたる
感想として、各機能の複合的に使う方法は勉強になった
もう一度読んで理解を深めるため、機会があれば購入しようと思う詳細をみるコメント0件をすべて表示