信念に生きる――ネルソン・マンデラの行動哲学

  • 英治出版
4.01
  • (48)
  • (55)
  • (28)
  • (8)
  • (1)
本棚登録 : 572
感想 : 60
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862761415

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • これは、いい本でした。
    長い牢獄生活の後、国を変革するリーダーとして活躍した
    ネルソン・マンデラの行動哲学について書き綴られたもの。
    深い人生観が、マンデラの言葉から伝わってきます。
    「誠実」であるが故に「生実」となるのですね。

    以下、心に響いた箇所です。

    ・変化する環境と異なる状況に置かれた時、自ら意思決定し、
     選択したその行動にこそ勇気が宿るというのが彼の持論だ。
    ・勇気とは、恐れを知らないということではない。抱いた恐れ
     を克服していく意志を持つ。それが勇気なのだ。
    ・マンデラは人生のそれぞれのステージにおいて、自分が演じる
     べき役柄を設定し、役になりきった。そして、最終的には
     本当にその役通りの人間になっていった。このようにして、
     マンデラは自身がなりたいと思っていた人物に本当になって
     いったのだ。
    ・相手を誠実で信用できる人物であると考え、その前提で
     自分も相手に対して誠実に行動するべきだと考えている。
     なぜなら、人の誠実さというのは、誠実な人間にこそ
     引き出せるものだからだ。
    ・どんなものでもいい。大切なことは、私達にも外の世界から
     少し距離をおいて、自分に喜びと満足を与えてくれる場所が
     必要だということだ。
    ・「すべての物事には理由がある」という人に対して、マンデラ
     なら自分たちこそがその理由であり、自分自身が物事を動かす
     同期であると答えるだろう。「自分の行く末を決めるのは運命
     ではない。自分自身が決めるのだ」と。

    この本を読まれた方には、映画「インビクタス」もオススメです。

  • 2012年65冊目。

    自社本のため割愛。

  • 何に人生を賭すか。大統領就任の歴史的瞬間に立ち会い、人生と勇気について語り合い、寝食を共にした3年間。書き綴った2万語の日記から生まれた、タイム誌編集長によるマンデラ珠玉の人生論。

全60件中 51 - 60件を表示

リチャード・ステンゲルの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
柳井 正
ウォルター・アイ...
落合博満
池井戸 潤
佐藤 優
ウォルター・アイ...
ヴィクトール・E...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×