- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862808622
作品紹介・あらすじ
評判の心理学博士、プロカウンセラーが贈る自己肯定感本の決定版!
自己肯定感とは、そのままの自分を好きでいられて大切にできる感覚です。人生の幸福感にも影響を及ぼしますが、言葉が広まる一方、なかには間違った自己肯定感の高め方を実践している人もいます。 そこで本書は「本当の自己肯定感」の基本と正しい知識が得られる内容になっています。また、日々自ら実践できるセルフワークや心の痛みを解消した実例、さらには心理カウンセリングに関するQ&Aも収録。本書一冊で多くの自己肯定感本を凌駕する、基本でありながら決定版的内容になっています。人間関係や仕事、健康、子育てなど人生のあらゆる幸福や喜びにつながる自己肯定感を高めていきましょう!
感想・レビュー・書評
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内なる子供あやし
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これまで読んできた肯定感の本と内容も被り、新たな知識としてはあまりなかったが、さいかくにんできた。
おもしろかったのは犠牲者、救済者、加害者の三角ドラマ。この関係から抜け出すには加害者と見なされて、嫌われる覚悟が必要。
あとはやはり親から与えられた道徳感、これはどの本でも触れてますね。
以下、肯定感を高める方法
•思い込みを見直す •人に無条件で優しさを提供する •人の優しさを素直に受け取る •正しいことより、楽しいことや心地よいことをする •自分の長所をほめるのではなく、感謝する •自分を責めずに優しくする
などがありました。最後の方ではカウンセリングを受けることに抵抗を感じてる方向けの内容でした。 -
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「自己肯定感」というワードを100%肯定できないので、理解を深めるために読んでみた。
自己肯定感と自己効力感は区別すべきことなのはわかった。 -
本書は宗教的に重要なことが書かれている。幼児期の体験と、親子の絆を基本としている。
「人間はしたいようにさせたら自分勝手になり、人を傷つけたり罪を犯したりする。だから人間を罪悪感によって抑え付けなければならない」というのが世間一般に共有されている信念だそうだ。
「正義感の強い自分な道徳的に優れている、という隠れた優越感をもっています。そしてその優越感は、多くの人々への隠れた軽蔑心を生んでいます。私たちは軽蔑している人に向けて、心のつながりを感じることはできていません。道徳心は隠れた軽蔑心を生み、それが孤独を生むのです。」とあるのは、キリスト教における懺悔の風習を想起させる。裏返すと、本書に書かれていることが、宗教活動に活かされている。