考えたくなる数学

著者 :
  • 総合法令出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862808974

作品紹介・あらすじ

古代ギリシャ人が体系化したといわれている数学。もともとは、身近なものをわかりやすく考えるツールとして使われていました。例えば幾何学の祖といわれるユークリッドという数学者は、三角形や四角形を使って、数学的に物事を考えました。彼の好んだ三角形や四角形はもともと土地の測量に使われていました。私有財産制が広まり、土地の測量を正確に行う必要が出てきて、数学が発展したのです。このように身近なものを抽象化してわかりやすく考えたり、研究したりすることができるまで仕組み化するのが数学です。数学は世の中の本質をあらわす設計図のようなもの。どのように数学が発展していったのか? 身近な事例から数学の面白さを紹介していく本です。

感想・レビュー・書評

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  • たくさん数学の啓発本や数の不思議みたいな本を読んできたけれども、ネタがつきることはないのだなあと感心してしまう。このトシになって初めて知る数というのもあったりして、結局こういう類の数学本をまた買い集めてしまうんだよな。

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著者プロフィール

東京大学理学部数学科卒業、理学博士。元東京工芸大学准教授。2021年4月、国立市で「くにたち数学クラブ」を設立、代表。数学教育学会代議員。著書に『考えたくなる数学』(総合法令出版)、『子どもの数学力が自然に育つ2歳からの言葉がけ』(日本実業出版社)がある。

「2024年 『図解 はじめて学ぶ 数学のせかい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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