ほんほん本の旅あるき

著者 :
  • 産業編集センター
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本棚登録 : 161
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863111127

作品紹介・あらすじ

全国に広がるブックイベント「一箱古本市」の発案者が、全国の個性的な本屋さん、変わり種の本にまつわるスペースをゆる〜く紹介。ほんを通じてまち、ひとが見えてくる一冊。イラストマップ付き!

感想・レビュー・書評

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  • その気になれば、ふらっとどこへでも行けていたはずだった。でも、今はどこにも行けないという閉塞感に包まれている。本を手にする機会も増えた。コロナ収束したら、どこかへ旅に出たいなぁ。本を探しに。そんなことを夢想しながら読むのにもってこいの一冊。無類の本好きの著者が案内する、日本の地方のみどころがたくさんで、とってもわくわくする。

  • 本屋や図書館をポイントに旅行を組み立てる方なんで、この本はジャストミート!本屋だけだと飽きちゃうけど、町やお店や地域のことも書いてあって、自分でも同じことしたいなと思わせる本です。

  • 私の旅に本は欠かせない・・楽しく読めそうです!

    岩手・秋田~富山・鳥取・島根~広島・高知~福岡・大分・鹿児島~著者と一緒に私も、昔旅した街を歩いていました。
    古本屋さんやフリマへは寄っていませんが、本屋さんには寄りましたよ!(波佐見焼きのフリマとは、5月に出会ったばかり♪)

  • 古本屋好きとしては滅茶苦茶羨ましい旅行記。
    時々出てくる移動費などの話はシビアだけど、これぞフリーの醍醐味とでもばかりに全国を飛び回られているようだ。

  • 少しずつ読み進めてようやく読了。カラー写真が奥ゆかしくて○。

  • いろんな所で様々なことをなさっている方々がいらっしゃるんですね。

  • フリーペーパー カフェ 古本屋という点を
    線に結ぶことは案外難しいのかもしれない。
    (最近の地域活性化のよくありがちな案)

    リノベーションしたカフェ
    地域活性化が一辺倒っていうのはハッ!とさせられた。

  • 谷根千のひと箱古本市の主催者でもある著者が、全国各地の本を巡るレポート。ひと箱古本市は全国ネットになりつつあるようです。

  • 日本中の本屋をゆっくり歩くっていいだろうな。
    本が好きな人はいい人が多い。
    私はいま、好きな人がいる。でもその人が人妻だったら、どうするのだろうか。

  • 「一箱古本市」という本の一大フリマイベントを立ち上げた編集者・冷ター南陀楼綾繁(なんだろうあやしげ)さんが、日本各地のブックイベントを周りながら、町並みやおいしいご飯、そして人に出会う紀行モノ。とにかく登場人物が多く、南陀楼は行く先々で(主に)本を通じて、様々な個性的な人たちと出会う。もう、面白いのなんの。日本にはまだまだ面白い人がたくさんいるんだな、と発見がある。千葉県や東京くんだりに住んでいても、面白いことに不自由することはない。しかし、その面白さはしばしば既製品、出来合いの匂いがする。そうではなく、地方に行くともっと野生感に満ちた面白さがある。そんなことを、南陀楼さんの本から知る。「地方」への興味がいっそう大きくなるとともに、旅に出てくなる本だ。

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著者プロフィール

1967年、島根県出雲市生まれ。ライター・編集者。早稲田大学第一文学部卒業。明治大学大学院修士課程修了。出版、古本、ミニコミ、図書館など、本に関することならなんでも追いかける。2005年から谷中・根津・千駄木で活動している「不忍ブックストリート」の代表。各地で開催される多くのブックイベントにも関わる。「一箱本送り隊」呼びかけ人として、石巻市で本のコミュニティ・スペース「石巻まちの本棚」の運営にも携わる。
著書に『ナンダロウアヤシゲな日々』(無明舎出版)、『一箱古本市の歩きかた』(光文社新書)、『町を歩いて本のなかへ』(原書房)、『編む人』(ビレッジプレス)、『本好き女子のお悩み相談室』(ちくま文庫)、『蒐める人』(皓星社)、共著『本のリストの本』(創元社)などがある。

「2021年 『古本マニア採集帖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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