TYOゴシック

著者 :
  • ヴィレッジブックス
3.28
  • (2)
  • (6)
  • (7)
  • (1)
  • (2)
本棚登録 : 80
感想 : 13
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863323056

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 小説というより詩。
    でもこの東京は、他の誰が描く東京よりも東京らしくて、幻想的で、絵画のよう。

  • 仕事の勉強用に、古川さんのを読まなくてはならなくて、図書館で触りだけ、読んでみたのだけれど、久しぶりに引き込まれて、もうその場から立ち上がれなかった。難解だとか、言われているみたいだけれど、彼の何か掴めそうだけれど、つかみきれないところに、どことなく惹かれてしまった。
    東京に潜む、“怪物”、いや、東京と言う“怪物”。東京生まれ、東京育ちの私にとっては、にやりとさせられる場所の描写が続き、浮遊しながらも確かにある
    東京の本当の姿を見せつけられた気がした。

著者プロフィール

1966年生まれ。著作に『13』『沈黙』『アビシニアン』『アラビアの夜の種族』『中国行きのスロウ・ボートRMX』『サウンドトラック』『ボディ・アンド・ソウル』『gift』『ベルカ、吠えないのか?』『LOVE』『ロックンロール七部作』『ルート350』『僕たちは歩かない』『サマーバケーションEP』『ハル、ハル、ハル』『ゴッドスター』『聖家族』『MUSIC』『4444』『ノン+フィクション』『TYOゴシック』。対談集に『フルカワヒデオスピークス!』。CD作品にフルカワヒデオプラス『MUSIC:無謀の季節』the coffee group『ワンコインからワンドリップ』がある。

「2011年 『小説家の饒舌 12のトーク・セッション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

古川日出男の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×