李嘉誠: 香港財閥の興亡

著者 :
  • エヌ・エヌ・エー
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  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863410299

作品紹介・あらすじ

知られざる香港財閥の赤裸々な実態とは。アジアの大富豪、李嘉誠とは何者か?大好評を博した前著に、カジノ王「スタンレー・ホー」の章を新たに盛り込み、内容も刷新した改訂・増刷版を実現!

感想・レビュー・書評

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  • 李嘉誠を始め、香港の財閥の栄枯盛衰が、テンポ良く書かれている。香港財閥はこれから、世代交代という分岐点に直面する見通しだ。一世代で財閥を築いた偉人の多くが、貧しい子ども時代を送っているのには驚いた。

  • 香港での財閥の勃興から現在に至るまでの歴史が詳細にまとめられている。香港の歴史は、財閥の歴史といっても過言ではないと感じた。香港は、外部からは自由経済が発達していると言わるが、内部では財閥の支配力が高く閉鎖的な経済となっていることがわかる。また、華人財閥と英資財閥の戦いなどドラマさながらであり、読み物として面白かった。中国本土との微妙な関係や、日本との関わりなども非常に興味深い。今後も香港財閥は繁栄し続けるのか、注目である。

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著者プロフィール

早稲田大学社会科学部卒業後、時事通信社入社。徳島支局、外国経済部記者を経て、香港大学大学院アジア研究修士課程(MAAS)修了。2001年に共同通信グループNNA入社。中国総合版編集長などを経て、現在NNAオーストラリア代表取締役。主な著書に「李嘉誠・香港財閥の興亡」(NNA)、「オーストラリアはいかにして中国を黙らせたのか」(徳間書店)など。

「2022年 『中国の現代化を担った日本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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