2030年の「食と農」を考える―三菱総研の総合未来読本 (フロネシス 2)
- 丸善プラネット (2010年1月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863450356
感想・レビュー・書評
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とってもわかりやすくて、多角的な視点を得られます。
食について考えるきっかけに最適かも。 -
数値から食と農の現状と課題、将来像を捉えているところは三菱総研らしい。
食と農について考える第一歩的な本。 -
色々と衝撃的…
もっと知らなければいけない。
GM作物が気になる!
数値はわかりやすい指標ではあるけど、それに頼りすぎても本質的には問題解決しないのでは?とか。 -
確かに最近、農業とか自分で何かをつくるということが気になっている。
経済的な影響もあるのかも知れないけれど、それだけじゃ無い気もする。
便利な世の中。物質的には満たされた社会。でも何かが足りない気がする。
そんな閉塞感から抜け出すために、地に足のついた仕事が求められるのだろうか。
現代人ですら、社会のスピードについていけないのではないのだろうか。
「お金」以外の幸せの測り方を見つけられれば、少しは変わるのだろうか。。。 -
カロリーベースでの食糧自給率を、現在の40% から60%まで向上させようという試み。豊富なデータから導いた可能性は信頼できるように思う。食糧自給率に関する議論の判断材料として役立つ一冊。自給率向上推進派の意見はどうしても情緒的になりがちなのだが、本書もその傾向は免れない。マクロ経済視点の反対派を説得するのは難しいかもしれない。そもそも議論の前提が共有できないのだから難しい。