初級講座弦理論 (基礎編)

  • 丸善プラネット
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  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863451773

作品紹介・あらすじ

MITの学部学生向けの講義から生まれた教育的な弦理論の教科書。"基礎編"では相対論的な開弦および閉弦の基本的な量子化までを丁寧に解説する。まず特殊相対論と光錐座標系、高次元時空、余剰次元のコンパクト化などの背景概念を導入し、非相対論的な弦の力学を復習する。そして相対論的な点粒子や弦の古典論を論じ、それらに対して光錐量子化を施して、Lorentz不変性の要請から弦理論の臨界次元が決まることや、弦の量子状態として光子や重力子が現れることなどを見る。最終章では超対称性を導入した超弦理論の考え方を簡潔に紹介する。

感想・レビュー・書評

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  • 次元をいじり倒すところがワクワクする。確かにこれならば、学部生(上級)ならば独学できる。訳注がところどころ教育的である。弦理論の理論的枠組み、整合性が分かる。

  • p19の13行目,「det L=1」とするべきところを「L=1」と訳してしまっている?

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