ハリー・ポッター裏話 (静山社文庫) (静山社文庫 C ろ 1-1)

  • 静山社
3.58
  • (2)
  • (9)
  • (7)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 115
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863890077

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「原作を読んでない人がこれ読むってことはあんまりない気がする」とどなたかが書いておられて、まさにそうかと思いますが、すいません、わたくし、原作読んでおりません。

    映画の1と2だけ見ました。
    最初から最後まで「ハリーすごいー!」の大合唱ばっかりで、私的にはちょっぴり退屈だったので、3以降見ていません。
    でも、時間をつぶさないといけない用ができ、作者ご本人には興味があったので時間つぶしに読んでみた。

    おもしろかった。
    いろいろビックリ。
    デビュー前に最初にこの作品を思い付いた時点で7冊の予定だったとは。
    言葉の端々から、本当に書くことが好きで好きでたまらないというのが感じられて、読んでいて、私までとても幸せな気持ちになった。
    好きなことを仕事にしている人の話は幸せが伝染しますね。映画「タッカー」じゃないけど、夢が伝染ります。

    スペインやフランスで英語の先生をしてたとあって、生徒だった人は、もし気づいたら本当にビックリしただろうなぁ。
    ちょっとうらやましい。どんな先生だったんだろう。ただの雑談もおもしろい話をしてくれそう。
    インタビューを読むと、誠実な人柄がにじみ出ています。

    安い英会話学校の先生にはときどきものすごく適当な人がいる。勤務態度からにじみ出る、どうしようもないユルさ。
    旅行の延長で日本に流れ着き、気に入ったから少し長く留まって働く気になった、というような人たち。特に教えることに情熱があるわけでもなく。
    そういう人の中には、未来の有名人もいるかもしれないな、と想像した。

  • 2010/2/19 読み始め
    裏話というより、作者へのインタビューをまとめたもの。

    「ハリー・ポッター」シリーズはもちろんのこと、
    ・ 伝記 「ハリー・ポッター」の奇跡―J.K.ローリング
    ・ 翻訳の松岡佑子が書いた 「ハリー・ポッターと私に舞い降りた奇跡」
    も読んだので、かなり J.K.ローリング 通になった気分。

  • 多分読むコトはないと思うのですが、このサイトが面白そうなので載せておきます。

    Pottermore
    http://shop.pottermore.com/ja_JP

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      ハリポタ作者、プーチン大統領に擁護され反発 「キャンセル・カルチャー」めぐり - BBCニュース
      https://www.bbc.com/j...
      ハリポタ作者、プーチン大統領に擁護され反発 「キャンセル・カルチャー」めぐり - BBCニュース
      https://www.bbc.com/japanese/60884335
      2022/03/26
  • このシリーズに様々な思いが込められていた事が良く判ります。何気ないシーンに、多くのバックグランドが詳細に盛り込まれているのだと気付かせてくれます。

  • インタビューは前半のみで、後半はインタビュアーによるハリー・ポッター世界の解説と訳者のエッセイ的なもの。原作を読んでない人がこれ読むってことはあんまりない気がするし、解説部分いらないんじゃないだろうか。

    インタビューはよかった。ローリングさんはユーモアがあって、活字狂で、芯の通った人だと思った。処女作でとんでもないことになったけど、この人なら道を見失わずにこれからも書き続けてくれるだろう。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

J.K.ローリングは、記録的ベストセラーであり多数の賞を獲得した「ハリー・ポッター」シリーズの著者。世界中で愛読された本シリーズは、これまで累計5億部以上を売り上げ、80カ国語に翻訳された。8部作の映画は大ヒットを記録。著者は『幻の動物とその生息地』に着想を得て、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の脚本を執筆。この作品を皮切りとして、5部作の映画シリーズの公開が始まった。J.K.ローリングはまた、『ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部』の舞台も手掛けている。この作品は、2016年夏にロンドンのウェストエンドで初演され、2018年春にはブロードウェーでも上演された。2012年、J.K.ローリングはウェブサイト〈ポッターモア〉を開設。このサイトでは様々なコンテンツや記事、J.K.ローリングによる書下ろし作品を楽しむことができる。他、一般書『カジュアル・ベイカンシー 突然の空席』を執筆したほか、ロバート・ガルブレイスのペンネームで犯罪小説を発表している。これまで、大英帝国勲章、レジオンドヌール勲章、ハンス・クリスチャン・アンデルセン文学賞など、いくつもの賞を受賞してきた。

「2020年 『イッカボッグ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

J.K.ローリングの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×