十年屋 3 時にはお断りもいたします

著者 :
  • 静山社
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本棚登録 : 530
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863895195

感想・レビュー・書評

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  • 大切な物を十年間、魔法で預かる「十年屋」。シリーズ第3弾は、友だちを預けたい女の子や、贈り物の隠し場所を忘れた酔っぱらいが登場。

    雪だるまだって、キャンディだって、捨てられた子猫だって、大切なものならどんなものでも、時の魔法で十年間預かりましょう、というのが「十年屋」の契約だけど……、中には思いがけない依頼もあるものです

  • 親父のスープは心暖まるエピソードだった。

  • タイトル通り、預かるのをことわるエピが面白かった。
    断るのも納得のお話しだったし。
    部活の後輩に嫉妬してしまう話。
    主人公の心情に心から共感してしまった。
    そして、だからこそ、彼女に救いがあることを願わずにはいられなかった。
    スープのお話しは、感極まって涙が。
    ああ、これこそ最高の利用の仕方なのではと。
    テンくんやツルさんも、最後に登場♪
    大好きなこのシリーズ、次はどんなお客さんが登場か楽しみでたまらない。

  • 2019/8/8(木曜日)

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著者プロフィール

神奈川県生まれ。『水妖の森』で第4回ジュニア冒険小説大賞、『狐霊の檻』で第34回うつのみやこども賞受賞。作品に『送り人の娘』、『おっちょこ魔女先生』、『盗角妖伝』、「怪奇漢方桃印」シリーズ、「秘密に満ちた魔石館」シリーズ、「十年屋」シリーズ、「鬼遊び」シリーズ、「妖怪の子預かります」シリーズなどがある。

「2023年 『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂1・2・3(3冊セット)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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