- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863896079
作品紹介・あらすじ
このごろのお客様ときたら、呪われた花びんにささやくドクロと、魔法使いの腕が鳴る依頼ばかりだったのに、ワケあってみんな契約不成立。たいくつな十年屋をよそに、カラシは新しいお友だちに出会い…。全7話収録。
感想・レビュー・書評
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子供と一緒に楽しんでる本。
初っ端から素敵なお話で、心をギュッと掴まれた。花瓶の幽霊、優しい気持ちにさせてくれる。
そして、おもちゃの旅立ち。男の子の人形への愛情と、手放すことで成長してる。うーん、素敵。。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今回の物語は十年屋さんが魔法を使う機会があまりありませんでしたが、とても素敵な作品でした!
どのお話も読んでいてハラハラドキドキ!読み出したら止まりません -
お客さんは来るけれど、いろんな事情で十年魔法を使う機会がありません…
十年屋にも、ときにはそんな暇なときがあるんだね!
依頼主の寿命1年とひきかえに、たいせつなものを十年預かってくれる十年屋。
シリーズ第5弾!
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十年屋にお客さんはくるけれど、結局、十年魔法の出番がないなんてケースもあるんだ!しかもこんなにいくつものパターンが?!と驚きました。
魔法街の脇役たちの様子もチラホラ見え、それもまた、うれしくなります。
人間の住む世界と魔法街の、ほどよい行き来があって、日常に軸足はおきつつも不思議な魔法の世界を見ることができるシリーズです。
この十年屋シリーズは、ひねくれ者にはそれなりの末路が待ち受けてはいますが、心あたたまる展開になるお話の方が多いですし、なにより猫のカラシちゃんがかわいすぎるシリーズなので、オトナにも子どもにもオススメです。
※小学中学年から、ひとりで読めます。 -
銀行屋、、、
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今回のは短編がたくさんあり、少しずついろんな話が楽しめました。執事の猫のカラシは可愛く、新しい魔法使いの銀行屋も出てきます。魔法使いのツルさんの素敵な恋も始まりそうな予感でした。
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今回の十年屋さんは預かり物は無しだけど,預からなくてもお話しが満載です。
今回のお話しが一番好きかも。 -
今回は品物を預けないお客様バージョン(゜_゜)だから十年屋さんは魔法が使えなくて退屈そう(^^;)でもカラシちゃんのお茶とお菓子はいつもどおり美味しそう♪(*^ワ^*)最後にはお金が無くなっちゃうけれど、銀行屋へ行って…この世界の魔法使いって何でこんなに可愛らしい人達ばかりなんだろう?(* ゚∀゚)
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いまはこの本を読むタイミングではなかったようです。「十年屋」、新聞の広告欄をみて興味を持ちましたが、とくに感じるものがなかったです。
いつかまた別の機会に読んで、ほかのレビュー主さんが感じたようなあったかい気持ちになりたいです。