恋愛相談: 「好き」だけじゃやっていけません

著者 :
  • 静山社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863897687

作品紹介・あらすじ

高校1年の美鳩はある事件をきっかけに、クラスメイト2人と「恋愛相談室」を立ちあげた。子供以上大人未満の恋はけっこう複雑で…。

感想・レビュー・書評

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  • 美鳩とアイ(お父さんがアメリカ人)とユキ(元男子)の三人は、ある事件がきっかけで恋愛相談が出来る場所を学校の外で作ることに。

    年上の彼氏がほめてくれるブランド品の服を買うためにバイトしたい、でも親が反対、家出したい、相談者ビューティー

    付き合っている彼女と部活の両立が難しい、彼女が何を求めているかわからない、相談者クリロナ

    イケメン4人に囲まれた少女マンガと同じシチュエーションでもだもだしている、依頼者千代乃

    ○3人の真摯な身の丈のコミュニケーションがいい
    ○両想いのその後に
    ○マッチョでいたくないユキ
    ○美鳩やユキもそれぞれ成長する

  • 子どもだけでずいぶん危ないことやってるじゃないか…親や先生や大人を上手く使ってくれ…などと思ってしまったけれど、大人が介入していれば問題は発覚しなかったよね。これ読んだ子どもたちが何かに追い詰められているのなら、どうか大人も頼ってほしい。

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著者プロフィール

森川 成美
東京都生まれ。「アオダイショウの日々」で第18回小川未明文学賞優秀賞。『マレスケの虹』(小峰書店)で、第43回日本児童文芸家協会賞。そのほかの作品に『さよ 十二歳の刺客』『はなの街オペラ』(ともにくもん出版)、「アサギをよぶ声」シリーズ、『ポーン・ロボット』(以上、偕成社)、『夢の発電って、なんだろう?』『光るマウスが未来をかえる』(以上、講談社)、『てつほうの鳴る浜』(小学館)など。

「2023年 『かわらばん屋の娘』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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