駿河今川氏十代 (中世武士選書25)

著者 : 小和田哲男

• 戎光祥出版 (2015年1月22日発売)

作品紹介・あらすじ

室町幕府将軍足利氏の一門として東海地方に重きをなし、守護大名から戦国大名へと発展していく過程を明快な文章で辿る。初代範国から十代氏真まで、300年に及ぶ今川一族興亡の歴史。

感想・レビュー・書評

[his360さんの感想 · 2022年3月12日]

昭和58年刊行本の再刊。守護となった範国を初代として、戦国大名として断絶した氏真までの通史。恐らく現在では見直された内容もあると思われるが、今川氏の展開について大筋を把握できる価値は失われていないと感じる。

著者プロフィール

1944 年、静岡市に生まれる。1972 年、早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。2009 年3 月、静岡大学を定年退職。静岡大学名誉教授。著書本、監修本、多数。NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の時代考証も務める。

「2021年 『東京の城めぐり』 で使われていた紹介文から引用しています。」