増補改訂 猫の日本史 猫と日本人がつむいだ千年のものがたり

  • 戎光祥出版
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864034951

作品紹介・あらすじ

天皇に寵愛された猫、宮中で誕生を祝われた猫、猫に転生した姫君、戒名をもらった猫、豊臣秀吉の愛猫失踪騒動、朝鮮出兵にお供した島津氏の猫、鼠捕りの奥義を極めた猫、江戸時代のメディアをジャックした猫。源氏物語、戦国大名、山東京伝・滝沢馬琴、夏目漱石など猫と日本人の歩みを珠玉のエピソードでたどる。旧版を大幅に改訂し、猫にかかわる名所や行事をまとめた付録や年表も充実。

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった!!!猫が欲しくて書かれた嘆願書とても可愛くて癒されたし、鼠との歴史も見応えあって知らないことばかりでした。

  • 平安時代からの猫に関する物語が現代までに描かれている。文字が普及したためこの様に残っているが面白い。海外からの渡来猫や船乗り用の猫や鼠捕獲の貸し借り猫等など時代の中での猫の役割に知らなかったことばかり。面白かった。猫歴文化だな。

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著者プロフィール

桐野作人 きりのさくじん  
1954年鹿児島県生まれ。歴史作家、武蔵野大学政治経済研究所客員研究員。歴史関係の出版社編集長を経て独立。戦国・織豊期や幕末維新期を中心に執筆・講演活動を行う。
主な著書に『織田信長―戦国最強の軍事カリスマ』(KADOKAWA)、『本能寺の変の首謀者はだれか』(吉川弘文館)、『真説 関ヶ原合戦』(学研M文庫)、『島津義久』(PHP研究所)、『さつま人国誌 戦国・近世編』1・2・3(南日本新聞社)など。

「2022年 『関ヶ原 島津退き口 - 義弘と家康―知られざる秘史 -』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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