日本映画とナショナリズムの時代──娯楽・闘争・プロパガンダ

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  • 森話社
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  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864051743

作品紹介・あらすじ

明治のなかば、映画の渡来時に残された短いフィルムの断片、日本映画が自立するための試行錯誤、そしてプロレタリア映画運動が弾圧され、次いで戦意高揚のために政府・軍部が主導した映画、さらに占領軍の視線の下での戦後映画の出発──。ナショナリズムが大きくせり出してくるなかで、時代の波に揺れ続けた日本映画の姿と、その渦中に生きた映画人たちを描く。

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

岩本憲児(いわもと・けんじ)
1943年、熊本県八代市生まれ。早稲田大学名誉教授。映画史・映像論専攻。
著書に『幻燈の世紀─映画前夜の視覚文化史』(2002年、森話社)、『光と影の世紀―映画史の風景』(2006年、同)、『「時代映画」の誕生─講談・小説・剣劇から時代劇へ』(2016年、吉川弘文館)、『ユーモア文学と日本映画─近代の愉快と諷刺』(2019年、森話社)ほか。
編著に『村山知義─劇的先端』(2012年、同)、『日本映画の海外進出─文化戦略の歴史』(2015年、同)ほか。共編に『映画理論集成』全3巻(1982年、1988-99年、フィルムアート社)、『世界映画大事典』(2008年、日本図書センター)、『日本戦前映画論集―映画理論の再発見』(2018年、ゆまに書房)、『戦時下の映画─日本・東アジア・ドイツ』(2019年、森話社)ほか。

「2021年 『黒澤明の映画 喧々囂々(けんけんごうごう)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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