- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864101295
感想・レビュー・書評
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親友Yちゃんもお母さんも勤め先の役所の人も本当にいい人。自分に合う薬が見つかるまで総当たりだということがわかってもらえる本かなと思います。ただ、2011年なので出てくる薬がだいぶ古い。
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2018年8月2日読了。うつ病を発症した元パティシエの漫画家の作者による体験マンガ+うつ病のくすりについて専門家に聞いた10のQAについて。自分も今は健康なつもりでいるが、何かを始めるための「気力」がなくなったら、結局いくら体力があっても何もできなくなるのではないか?また、「うつ病により気力が失せる」「失敗する」「人間関係が壊れる」「更に落ち込む」と負のスパイラルに落ち込むと、そこから「元通りになる」ことがいかに難しいか・というか不可能なのではないか、ということが理解できた。これは本人の努力だけでは解決することができず、適切な医者と薬と周囲のヘルプが必要、ということがよく分かった。
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筆者のうつの体験を漫画で描き、その時の精神状態や薬とのかかわりを分かりやすく表現している。最後に澤田氏の薬についての解説がある。
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前半はかなり下手…素人さんのイラストエッセイ。でもすごく共感できる。九年間、鬱病の日々。
後半はお薬についてものすごく詳しく書いてある。ちょっと難しいけど、初心者向けに書いてくれているので何となくわかった。
ここまで掘り下げて書いてある一般書は初めて見た。でもひどい鬱の時は読まない方がいいかも。 -
欝や不安障害の本は沢山あるけれど、やはり本人の体験談が一番参考になるし、共感できたり、こんなこともあるんだと勉強になる。
しかも、この本の作者は自分の飲んでいる薬のことをしっかり勉強している。
自分が今飲んでる薬がどういうものなのかとっても勉強になりました。 -
この本が、私のどん底期の時に読めたら、どれだけ心強かっただろうって。
当事者本もたくさんあるけど、この本がよかったのは、年代がそこそこ近いこと長期化しててそこに説得力があったこと、コミックエッセイなこと、
クスリのことを特化してることかな。
絵が描けること、文章で表現できること、この著者はパティシエだからケーキ作りという表現だし、
アウトプットできるものがあって、それが誰かに喜んでもらえる、っていいなぁと思う。