転落の記

著者 :
  • 飛鳥新社
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本棚登録 : 67
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864101325

作品紹介・あらすじ

「たとえ順風な人生においても、落とし穴は至る所にある」博報堂元社員が、未公開株詐欺の顛末を語る。転勤、未回収売上金、一部上場、不倫…。企業人が堕ちていくすべての要素が詰まった、身につまされる悔恨の告白。

感想・レビュー・書評

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  • 前半は単なる自業自得だった。

  • 一気読みした。知らない世界が分かりやすく描かれていて、興味深かった。

  • 人の弱さと優しさと、社会の不寛容、冷たさ、制度の欠陥、さまざまなことを考えさせられた。

  • 「転落の記」すごく面白かった。博報堂で働いてた筆者が詐欺事件を犯してしまい、まさしく転落していく様を書いた本。実話。
    コロコロと転がってついには監獄まで落ちてしまうのだけど、本人の真面目さはむしろ落ちてゆくごとに高まっていくよう。その真面目さから生まれる人情に、ちょっと泣いた。

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著者プロフィール

1962年生まれ。著述家。1989年、博報堂に入社。2006年に退社するまで営業を担当。その経験をもとに、広告が政治や社会に与える影響、メディアとの癒着などについて追及。原発安全神話がいかにできあがったのかを一連の書籍で明らかにした。最近は、憲法改正の国民投票法に与える広告の影響力について調べ、発表している。著書に『原発広告』『原発広告と地方紙』(ともに亜紀書房)、『原発プロパガンダ』(岩波新書)、『メディアに操作される憲法改正国民投票』(岩波ブックレット)、『広告が憲法を殺す日』(集英社新書、共著)ほか。

「2021年 『東京五輪の大罪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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