- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864102759
感想・レビュー・書評
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著者は、東大大学院で身体教育学を修めた整体師。身体的な潜在能力や自然治癒力を引き出す「ロルフィング」という技術に長けている。
耳を引っぱることで横隔膜、蝶形骨、脳の仕切り膜をリラックスさせたり歪みを治せたりするので、身体、心、神経の疲れがとれ、心身ともに健康になるという。そのやり方と効果について書かれている。
とても気持ちよく、気分がすっきりする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
耳のひっぱり方にはコツがあるので、適当にひっぱればいいわけではありません(笑)
この本を読んで、コツをつかんで下さいね!
冒頭にコツが書かれたシートがついていますので、そこだけ読むだけでも価値あります!
【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/ -
面白い題名に手にとってみました。
内容としては耳を引っ張って身体をレセットして、身体を調整すると言うこと。
本を読んで感じるのは、身体は繋がっていて、ストレスで身体か硬直すると身体のあらゆるところが滞る。
それは気持ちにしてもそうなんだと思います。
簡単にできて理論でも説明してあるこの本、一読する価値はあり、試してみる価値はもっとあると思います。 -
耳引っ張ると筋膜が整って横隔膜も整い呼吸も楽になり・・・などなど妙に納得。大腰筋も影響ありなど自分の身体にぴったりって思えた。
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・耳を引っ張る事で頭蓋骨のバランスが整う。
・疲れには2つの種類がある。一つは「身体の疲れ」。もう一つは「神経の疲れ」、あるいは「精神の疲れ」ともいえる。
・ストレスは主に「目」、「鼻」、「口」、「耳」などの身体の感覚器の緊張として受け止められることが多い。
・感覚器とは身体の外の情報を受け取るための「センサー」のことで、「外の世界から神経への入り口」ともいえる。
・目鼻口耳は全て「蝶形骨」につながっていて、その芯が固まることで神経全体が緊張することになる。
・蝶形骨は、人間に特有の高次機能を担っている「前頭葉」と、生命維持装置でもあり、自立神経の最高中枢である「視床下部」をお皿のような構造で支えている。
・蝶形骨はその中や、周りの骨との縫合の部分に、たくさん穴を持っている。蝶形骨が歪んだり、こわばったりすると、その穴を通る神経や血管を圧迫する。
・蝶形骨と横隔膜は「筋膜」という組織で繋がっている。この筋膜のつながりがあることで、蝶形骨の緊張が横隔膜に伝わる。
・横隔膜には下半身へ血液を送る大動脈、下半身から血液を心臓へ送り返す大静脈も通っている。横隔膜が緊張すると、これらの血管の通りが悪くなり、下半身の冷えやむくみの原因となり、その下にある胃も圧迫され、これも疲れやすい身体につながる。
・大腰筋の一番上の端も、横隔膜の「脚」といわれる部分と重なりあっている。大腰筋は、脚と胴体をつないでいる。
・この緊張の連鎖を止めるには、緊張の元である蝶形骨をゆるめる必要がある。
・耳を引っぱることで、耳がくっついている側頭骨が横に広がって、側頭骨と蝶形骨に「あそび」ができ、その事で、挟まれている蝶形骨がこわばりから解放される。 -
「ふーん、まあそうかもしれない」とは思う。とりあえず、実際にしばらくやってみて、効果のほどを確かめてみたい。
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半信半疑でもやってみる価値あり。
何時でもできる簡単な事なので
続けてやってみようと思う。 -
耳を引っ張るだけで、疲れがとれて元気になる!
本当に?という疑い半分で、読みました。
早速、実践してみましたが、感覚的には、判断がつきません。しばらく、耳を引っ張ってみます。