- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864106641
感想・レビュー・書評
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御年83歳のご老体(?)に鞭打ち(本書は昨年の出版ですが)、世にはびこる偽善的正義を叱る内容となっていますが、筆者の中国文学の素養も出し惜しみすることなく開陳しているお得な1冊です。
本書内容には概ね賛同できるという点もよく(ただし近藤誠先生以外は)、特に第6章「心そして道徳こそ」は死刑制度を被害者の立場から考察する鋭い論評も含まれています。
最終章は、具体的な政策提言を行っていますが、国家の根幹にかかわる初等教育についての内容(大都会の公立小・中校敷地に高層マンションを建て、3階以下は学校分とし、幼稚園、保育園も併設、学校生徒であれば格安家賃で入居でき、夜間の教育施設利用も塾やジムなど格安で開放)は、マンションを1つの地域社会の縮図とする発想はユニーク。学校敷地内に育児施設もあれば、働く若い親には安心だし親同士も何かと協力し合える環境が実現できる。また、高校以上については、やはりやる気のあるできる生徒優先で進学させ、勉強の苦手な生徒には手に職をつける技術学校を併設するのもいいアイデアです。機会均等という名の偽善で、学ぶ意欲もない生徒に大学まで教育費無償化などは愚の骨頂です。
今やマスコミ芸者となっている左派筋への鋭い鉄槌をご堪能あれ!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
h10-図書館2019.12.3 期限12 /17 読了12/9 返却12/10
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kindleunlimited 読書。昭和11年お生まれ大阪大学名誉教授論語儒教などの中国哲学者で保守派の論客らしい。朝日新聞大好きと高らかに宣言し安倍政権に批判的な自称知識人を一刀両断しまくりです。リベラルの方々にも頑張っていただきたい(笑)
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上から目線の本。この人は何者?自民党の隠れ雇われ人?