左巻き諸君へ! 真正保守の反論

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  • 飛鳥新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864106689

感想・レビュー・書評

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  • そっか、新潮45の廃刊騒ぎは小川先生噛んでたんだっけ。

    これまでの小川先生が絡んだ「騒動」への反論が主。
    朝日からのスラップ訴訟、LGBT。
    電通の自殺騒ぎについても、きつい分析。
    ここの政治家、石破茂氏、小泉進次郎氏、小池百合子氏、山尾志桜里氏についての苦言。

    みんな相当とんがっているし、ネットで検索しても、罵倒に近い批評をされてるんだな、小川先生。

    だが、個人的には、納得的。
    もともと各々のニュースなどに触れた時に引っかかっていた棘が何なのか、明確に判る感じ。

    少なくとも、こういう人と、議論ができないと、健全ではないと考える。

  • 気鋭の保守評論家による、左派への徹底的な反撃。

    自らの著作が朝日新聞から訴訟を起こされたり、寄稿した記事によって新潮45が廃刊になるなど、ここ数年話題の著者。

    たが、内容は極めてリベラル的であり、しっかりとした現状分析がなされている。上記に二つの事件の真相と考察はもちろんのこと、LGBTに対する分析が秀逸だった。過去欧米や日本での性的嗜好の取り扱われ方、近年の欧米での手のひら返し。言葉の由来。それを政治的に利用しようとする、左派。

    テレビや新聞の受け売りではなく、情報を多角的に見て深く考え、俯瞰してみることの重要性を学んだ。

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著者プロフィール

文藝評論家。一般社団法人日本平和学研究所理事長。昭和42年生まれ。大阪大学文学部卒業、埼玉大学大学院修了。専攻は音楽美学。論壇を代表するオピニオンリーダーの一人としてフジサンケイグループ主催第十八回正論新風賞受賞。アパグループ第一回日本再興大賞特別賞受賞。専門の音楽をテーマとした著作は本作が初となる。
著書に『約束の日 安倍晋三試論』『小林秀雄の後の二十一章』『戦争の昭和史』『平成記』ほか多数。

「2019年 『フルトヴェングラーとカラヤン クラシック音楽に未来はあるのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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