超進化論 藤井聡太  将棋AI時代の「最強」とは何か

著者 :
  • 飛鳥新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864109567

作品紹介・あらすじ

「最年少名人」「史上初八冠」挑戦で大注目! 藤井六冠解説本の決定版!!!  読めば将棋が100倍面白くなる!! 〝ガチ勢〟も〝観る将〟も〝にわかファン〟も必読の書!!!
14歳2か月、史上最年少のプロデビュー後、次々と将棋界の記録と常識を塗り替えていく藤井六冠。異次元の力とAI(将棋ソフト)という2つの激流の中で、将棋の世界は急速に大きくそのスタイルやロジックを変えつつある。〝羽生世代〟のレジェンド棋士が読み解く〝令和の天才〟「異次元の強さの秘密」と彼が切り拓く「将棋の未来」とは――。

感想・レビュー・書評

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  • 著者は棋士の森内九段、特に最初の章では藤井聡太の一手を専門的に解説、将棋に詳しい人には楽しいと思うが、私にはレベルが高すぎた。他の章では、藤井聡太の強さの源と、将棋とAIの関係など、興味深い話が多い。

    この本の中で、藤井聡太の言葉が引用されている彼の著書「考えて、考えて、考える」も読んでみたい。著者には人間的にも魅力があり、将棋は真っすぐで素直、だから弱点がない、と評価されている。

    かつては棋士の敵だったAIが、今では棋士の指南役になっている。そしてAIがリアルタイムで対局の優勢度合いを表示することで、将棋の観戦法も変わっている。これには賛否あるらしいが。

  • 元名人で永世名人の資格を持つ森内俊之が分析する藤井聡太論。

    これまで様々な棋士が藤井聡太を分析したが、実際の棋譜を用いて分析していたので説得力があった。
    また羽生九段との比較論も面白かった。

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著者プロフィール

もりうち・としゆき……1970 年10 月10 日、神奈川県生まれ。棋士(九段)。十八世名人資格保持者。1987年、16 歳でプロ入り後、同学年の羽生善治九段の〝永遠のライバル〟と呼ばれしのぎを削りあった。2017年8月、通算900勝達成。将棋大賞最優秀棋士賞受賞2回(2003年度・2013年度)、棋戦優勝13 回、タイトル獲得は竜王2期、名人8期、棋王1期、王将1期の合計12 期。日本将棋連盟棋士会副会長、同専務理事を歴任。バックギャモン、ポーカーの世界的プレイヤーでもある。
公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCAwDrM75UAddwluabae4A6g
公式Twitter:https://twitter.com/moriuchi_ch

「2023年 『超進化論 藤井聡太 将棋AI時代の「最強」とは何か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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