神時間力

著者 :
  • 飛鳥新社
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本棚登録 : 835
感想 : 54
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864109598

作品紹介・あらすじ

ストーリー仕立てでよくわかる
「上手な時間の使い方」

「やる事が多すぎて時間が足りない」
「限られた時間で最大の成果を出したい」
「仕事とプライベートな時間のバランスを取りたい」
「なんとなくスマートフォンをダラダラ見てしまう」
など、現代人の時間に関する悩みを解決する1冊です。

・人生とは時間投資である
・時間投資先の見極め方
・忙しくてできないという幻想
・やりたいことがわからない現代人
・夢や目標なんて考えてもわからない
・「全部やらないといけない」という幻想を捨てろ
・天才の休憩法
・予期せぬ出来事に時間を奪われない方法
ほか

大学教授に扮した時間の神カイロスと会社員・春香の
会話を通して、本質的な時間の使い方が分かります。

感想・レビュー・書評

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  • 人生とは時間の投資である。
    人生から得たい結果を決めること。
    そしてその結果を得るための時間を何より優先する。

    考えてもゴールがわからない人へ。新しいことを体験する、未知の体験をすることで、自分の価値観の範囲を広げることができ、人生のゴールが隠されているかも。

    ゴールは一つが二つに絞る。選択を迫られた時は感情の強さで判断する。自分の目標につながらない時間があれば、必要最低限にこなすこと。


  • 限られた時間をどのように有効活用するのか一目瞭然に分かりました。

  • #神時間力
    #星渉
    23/6/29出版
    https://amzn.to/4bbe82c

    ●なぜ気になったか
    アマゾン評価星5つが89%。この評価が僕にとって正しいとは決して思っていないが、出会った本で75%超えは先入観を排して読むようにしている。経験的には「そこまで高評価かなぁ?」と予想

    ●読了感想
    高評価が理解できた。あたり前だが大切なことが、わかりやすく読みやすい体裁で書かれているから。小手先でなく人生を幸せにするための時間の使い方、おおむね書かれている考えで転職&脱サラした僕の人生、今幸せ

    #読書好きな人と繋がりたい
    #読書
    #本好き

  • 物語になっているので、楽しみながら読めた。
    以下今後実践していきたい。
    ・時間は先に確保しろ。
    ・動けない時は「感情の天秤」を書き出せ。
    ・気になった事は即メモ書きして、仮完了させろ。
    ・事前にトラブルを予測して書き出す。そして対処法を事前に決めておく。
    ・タスクスイッチングの回数を減らせ。

  • 日々育児や仕事に追われ、もう頑張れない、自分時間がほしいと思って手に取った1冊。
    とにかくタスクを早くこなして、余剰の時間を作りたいと、時間術系の本を色々読んできたが、仕事の生産性が上がっても、どんどん処理するタスクが増えるだけで、効率が上がれば上がるほど、疲弊している自分がいた。この本は、その問題点に触れ、その原因を教えてくれた点に大きな意味があった。

    人生は有限、人はいつ死ぬかわからないということは分かってはいたが、深く考えることもなく、時間を浪費してきたように思う。
    『人生とは時間の投資』
    『 人生の公式
     得られる結果(ゴール)
    = 投資した時間 ✕ 行動レベル』
    という考え方は、斬新で、かつ、とても分かりやすい。

    私は、その都度、得たい結果を決め、それを目指し取り組んできた自負はあるものの、「このままでいいのかな?」と不安になることも多かった。人生で本当に得たい結果を、もっと突き詰めて考える必要があると思った。

    得たい結果に繋がらないタスクは、完璧を目指さずギリギリのラインを見極めて対応し、一番得たい結果に繋がることに、時間も自分の気力も注力する。これができれば、思い通りの人生になりそうだし、一度限りの人生を謳歌できる気がした。
    困ったときはこの本を都度見返し、人生の時間の投資方法を考え続けたいと思う。

  • 1.やらないといけないことを全部やろうだなんて、1ミリも思うな。ただ、ひたすら、自分が大切にしたいことにどうやって時間を投資しよう?しか考えるな(余命1年ならば・・・。時間は命そのもの)。やりたくないことだけでなく、やりたいことも全てはできない

    2.朝1午前にブロックしてしまう。休暇もブロックしてしまう。そうしないとできない。目の前の忙しいことに使われるだけになる。先取する

    3.それ以外は最低限ですませる。断り方を決めておく


    時間は得たい結果への投資
    時間のブロックは自動積立(忙しくても先に確保)
    ブロックしないと目の前にやるべきこと・娯楽に使われる
    毎日の24時間は命の残り時間。それを投資している
    同時に目指すゴールは1つ。多くて2つ。時間が分散して、達成が遅くなる
    一番得たいことに時間を投資するから、掃除には時間を投資せず汚くなる
    それ以外は最低限で済ます。そのラインを見つける(3回を1回にできるか?予期せぬ電話は全て折り返し。メールは午後一と変える前)
    断り方を決めておく。パターン化
    残された時間は自分がやりたいことだけに、すべて使う

  • <印象に残った言葉たち>
    『『24時間という限られた時間を何かに投資している』と考えるだけで、ちょっと感覚が変わるかもしれません。』
    p.23
    『得たい結果が決まっていなかったせいで、私は何に時間を投資していいのかわからなかったから』
    p.30
    『『時間もお金と同じように事前に確保しなさい=時間貯金をしなさい』』
    p.38
    『『目標とか自分が得たい結果が、机に向かって考えても出てこないなら、それは、今の自分の知っている範囲にはない』ということです。
    ないなら探しに行くか、体験しに行くしかありません。
    得たい結果が『自分がやりたいことを見つけたい』なら、シンプルに見つけるまで時間を投資すればいいだけです』
    p60~62
    『で、今、どこを目指しているの?』
    p.69
    『やりたいことに感情の点数をつける方法です。感情の強さが10点満点のうち何点ぐらいなのかを考えて、1つ1つ点数をつけていくものです。』
    p.70
    『どの選択肢を選ぶかは、『今、得たい結果』によって変わるんです』
    p.75
    『投資できる時間=残された命の時間』
    p.76
    『ゴールは常に変わっていいけど、同時期に目指すゴールの数は、1つか2つ』
    p.79
    『【人生の公式】
    得られる結果(ゴール)=投資した時間 × 行動レベル』
    p.80
    『時間は何かを得る原資なんだ。本当は、お金を管理するように、何にどれくらい使っているか、人間がつけている家計簿とやらのように、自分の時間についても考えればいいのにな。』
    p.95
    『時間をムダにしていると感じた時に、『この時間は1ヵ月で〇時間だぞ』とつぶやくのは効果的』
    p.98
    『『やらないといけないこと』に時間をかけて完璧なクオリティでやったとしても、人生で得たい結果につながることなんて、ほとんどありません。
    そこで、浮いた時間を全部得たい結果につながることに投資したほうがいいに決まっています』
    p.102
    『限られた投資できる時間で得たい結果を得るには、何に集中的に時間を投資するのかは、順番がある』
    p.107
    『①仕事もプライベートも含めて、やらないといけないタスクを全部書き出した②そのタスク1つ1つの、問題にならないギリギリの関わり方、クオリティ、頻度、期限はどんなものか、書いていきました』
    p.110
    『結局、自分で勝手に全部を完璧にやらないといけないって思い込んでいた
    『全部を完璧にやるには時間がたりない。どうしよう』って、自分で自分を勝手に苦しめていただけだった』
    p.112
    『多くの人間が『こうじゃなきゃいけない。完璧じゃないといけない』に縛られている』
    p.114
    『ダラダラしてしまったのは単純に得たい結果が決まっていないから。』
    p.117
    『気に入っていないものを、得たい結果にしてはいけません』
    p.141
    『自分が今、得たい結果につながることに時間を投資することよりも、人から依頼されたことを優先して、そちらに時間投資してしまう。
    結果、自分の仕事に投資できる時間が少なくなり、得られる結果が少なくなる。』
    p.152
    『『できないものはできないんです』と言えばいいんです。
    自分の人生の大切な時間なんですから、何人たりとも奪わせてはいけませんよ』
    p.159
    『スマホが机の上など人体のそばにあるだけで、しかも電源を消していても、認知能力が著しく低下することがわかったんです』
    p.165
    『『気になったメモ』とは、名前の通り、何かをしている時に気になったことが頭をよぎったら、よぎった内容をメモするだけのことです』
    p.177
    『人間の脳はすでに完了したタスクよりも、未完了や中断されたタスクに意識が向いてしまう性質があるんです。
    未完了のタスクをメモすることで、脳に『これは完了』と思わせて、注意力が散漫にならないようにする』
    p.179
    『目のつく場所に、
    『トラブルが起きたら、立ち止まって考える』
    という張り紙を貼る』
    p.185
    『仕事やプロジェクトなど、何かを始める前に、『どんな問題が起きるだろうか?』と事前に考えて、その対策をリストアップしておくという方法』
    p.187
    『『最もタスクを変えない人が最もパフォーマンスが高い』』
    p.209
    『限られた時間の中で、全部完璧にやるなんて無理です。なのに、全部完璧にやろうとするから、いつまでも『時間が足りない!』と言うのです。』
    p.211
    『自分の命とも言える人生の時間を投資した結果が『できるだけ多くのタスクをさばいた』なんて、私にはとても耐えられません』
    p.212
    『追求するのは時間効率ではなくて、『自分たちが時間を投資した結果、何を得たいのか』』
    p.214
    『生産性が高い優秀な人は、ほかの人間より多くタスクを消化できてしまいますよね。そのせいで新たなタスクを押しつけられてしまう』
    p.220
    『会社が教えてくれるのを待つのではなく、働く人が、自分から、『自分の会社は何を大切にしているんだろうか?』と探しに行かないといけない』
    p.228
    『『わたしたちは毎日24時間、いつ終わるかわからない命の残された時間を投資している』』
    p.237
    『他人のものさしではなく、自分のものさしで自分の幸せを決める。そして、それに向かって時間を使う。それが、後悔のない残された時間の使い方
    『自分が大切にしたいことにどうやって時間を投資しよう?』』
    p.239
    『神時間力とは、真剣に命の残り時間を考える力である。』
    p.246
    『『自分の命の残り時間の使い方を真剣に考えただけ』』
    p.251


    <実践すること>
    得たい結果を書き出し、点数をつけ(10点満点)、優先順位をつける
    24時間=限られた残りの命の時間だと自覚する
    ゴールを一つに絞る
    行動レベルを上げる為にスマホの使用時間(2時間)・使用回数(夜・昼の二回)に制限する
    時間を先に確保して、予定を立てる
    完璧さを捨てる
    気になったメモを付ける(小型メモ・ペンをいつも持ち歩く)
    やらなければいけない事のギリギリのラインを書き出す
    怠惰に過ごさないように結果を見据える
    やりたいことが見つからない時は外に出て体験する
    『今、どこを目指しているか?』『トラブルが起きたら立ち止まる』という張り紙をする
    得たい結果について、どんな問題が起こるかを書き出す
    休息時間にスマホはいじらない(昼寝する)
    断る勇気を持つ
    スマホを視界に入れない
    予定を詰めすぎない(マルチタスクは行動レベルを下げる)


    <私の時間の使い方について>
    私は最近スマホの使用時間が6時間を超えていることを自覚している。就活をやらねばいけないと分かっていながら、空き時間についつい触ってしまう。いつも、ポケットに入れていることが原因だといまさらながら気づいた。
    なるべくなら家において外に勉強しに行きたいが、緊急の連絡が入った時が怖い(そんなに友達いないから入ることもないのだが、、、)。
    27歳までにはと言うか20代前半までに掲げた目標を達成して、長期的な目標については或る程度土壌を作っておきたいと考えている。なので、命の残り時間が限られていることを自覚するべきだ!
    これからは、残りの時間をカウントしながら生きていこうと思う。そうしないと、怠惰な私は動こうとしないだろうから。
    後は、完璧さを捨てること、予定を詰めすぎないことを意識したい。最近予定を詰めすぎている気がする。1日ぐらい頭を休める時間を作る。文章を書いているときは頭がすっきりするけどね!そういう意味では、小型メモ帳に言葉を書きなぐるとよりすっきりする気がするので昨日メモ帳を買った。


    <この本を読んでほしい人>
    時間の使い方について悩んでいる人・常に時間がないと思っている人・毎日を怠惰に過ごしそれを自覚し悩んでいる人はぜひ読んでほしい!!!
    きっと、その悩みを解決してくれるに違いない!!!

  • この本の内容を即実践開始した。
    いい予感がする。

  • 人生とは時間の投資である

    で、今、どこを目指しているの?

    スマホは遠くに置いて作業をしろ。

    気になったことは即メモ書きして、仮完了させろ。

  • 【感想】

    おわりにの文章が良かった。
    それでこの本の後味がより良くなっている気がする。


    内容は、
    参考文献にもあげられてる「限りある時間の使い方」と類似しているところもある。

    でも忘れているところもあったので、
    再読できてよかったかなという感じ。

    ちなみにストーリー仕立てとなっていたが、ストーリーは、ほぼ読まず、読み飛ばしでもオーケーだと個人的には思ってしまった。



    【わかったこと】
    【得たい結果=投資した時間×行動レベル】

    ※行動レベル…過去の自分の生産性と比べればOK



    ・得たい結果を決める。
    そうすれば時間の使い方が明確になる。

    ・忙しくても、時間を先に確保する。
    (予定を決める)

    ①ゴールなき時間経過は、ただの漂流

    ②ゴールは、人生の中で変わり続けてOK。
    ゴールを持つと、人間の幸福度は高まること、科学的にもわかっている。


    ③ゴールを決める時間を常にもつ

    ・いつやるかを決める
    ×締め切りを決める。


    ・未知の体験をしてこそ、自分のやりたいことがわかる


    ・優先順位をつけるときは、自分が本当に得たい結果が得られるものから考える


    ①得たい結果につながらない無駄になっている時間を書き出す。
    ②ステップ1で書き出した時間を1日にどのくはき使っているかだいだい計算する
    ③それが1週間、1ヶ月でどのぐらい時間使っていふか計算する。
    ④それだけの時間があったら何ができるか考えてみる


    ・やらなければいけないことのギリギリのラインを見極めろ

    例)重要ではない会議に3回に1回は何かしら理由をつけて出ない。
    全部自分がやらなくてはいけないと思い込まない。


    ・誘惑に負けるのは、感情の天平の傾き具合
    (より感情がつよいものに私たちは行動が傾きやすい)
    解決策①そのことによって自分にどんな良いことが起きるのかを考えてみる

    ②やらざるを得ない痛みをつくる

    ・断る練習が人生を変える
    (自分の投資時間を確保する)


    ・スマホは、手元に置いておくとパフォーマンスが下がる
    休憩時間はスマホを見ない遠くを見る。

    ⭐︎人間の脳はすでに完了したタスクよりも未完了や中断されたタスクに意識が向いてしまう性質がある
    だから未完了タスクをメモすることで、注意力が散漫にならない効果がある。



    ・事前にトラブルを想定しておき書き出すと
     行動レベルが上がる(生産性があがる)


    ・デイリー・メトリクス
    時間の単位を変えるだけで、人の行動は変わると言うもの。
    あと5年と言われると1825日と言われるのとどちらが時間が限られていて行動しようと思った?
    自分が1番現実的に感じられる単位を使え


    ・タスクスイッチング(タスクの切り替え)
    を減らせ
    パフォーマンスが上がる

    ・残された人生の時間、何に使うか?

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著者プロフィール

株式会社Rising Star代表取締役。1983年仙台市生まれ。大手企業で働いていたが、東日本大震災に岩手県で被災。生死を問われる経験を経て「もう自分の人生の時間はすべて好きなことに費やす」と決め、2011年に独立起業し、心理療法やNLP、認知心理学、脳科学を学び始める。それが原点となり、個人の起業家を対象に「心を科学的に鍛える」を中心に置いた独自のビジネス手法を構築。「好きな時に、好きな場所で、好きなシゴトをする個人を創る」をコンセプトに活動し、わずか5年間で講演会、勉強会には7200人以上が参加し、手がけたビジネスプロデュース事例、育成した起業家は623人にものぼる。ゼロの状態から起業する経営者の月収を、6カ月以内に最低100万円以上にする成功確率は、日本ナンバーワンの91.3%を誇り、その再現性の高い、起業家のためのビジネスコンサルティング手法が各方面で話題となる。コンサルティングの申し込みは倍率92.1倍を記録。書籍『神メンタル』『神トーーク』(ともにKADOKAWA)、『神モチーベーション』(SBクリエイティブ)など著書累計48万部突破。

「2023年 『神時間力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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