ステロイドにNOを! 赤ちゃん・子どものアトピー治療

  • 子どもの未来社
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本棚登録 : 33
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864120081

作品紹介・あらすじ

成人まで引きずらせない赤ちゃん・子どものアトピー治療とは?子どものアトピー性皮膚炎に長年取り組んできた医師が、だれもが安心して治療できる方法をカラー写真もまじえて具体的に示す。子どもが成人型アトピーにならないように、脱ステロイド・脱保湿の道を探る。Q&Aコーナーでは、さまざまな事例と詳しい対処方法をアドバイス!

感想・レビュー・書評

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  • 実践している方が身近にいます。今の医療とかけ離れているけどどんな思いでされているのか知りたくて読みました。
    曖昧な記述が多く、信頼性に欠けます。
    図書館の倉庫にありましたが、このまま倉庫で眠っていて頂きたいと思う内容でした。

  • ベビの湿疹を治療するにあたり、ステロイドを使うのが怖かったので、こちらを購入して読みました。
    アトピーの子供の写真もあって、

    見ると本当に怖くて、ベビにステロイドを塗る前に大泣きしていましたが、でも結局、周りから使って早めに治してあげた方がいいといわれ、ステロイドを使ってしまいました。

    治療は不安ですが、先生信じて頑張ってみようと思っているところです。

  • ステロイドを使わずにアトピーを治療したい、と思っている人はけっこういるのではないか。医者の書いたステロイドを使わない治療についての本。主流とは違う事を言う人は、堂々と自信を持ってないといけないし、で、言い切りもの言いが、不安な人にはとても心地よく聞こえるだろうと思いました。離乳を早める、タンパク質を早めに沢山あたえる、など、今までの自分の考えと相反する記述も多かったが、臨床でそれで早く治ってきている赤ちゃんが沢山いるのなら、それは事実だし、アトピーの子にはいい方法なのだと思う。「かいてもいい」「ダニはや、ハウスダスト、食物アレルギーは関係ありませんので、何でも食べていいです」などの言葉に救われた親がどれだけいるだろう、と思った。原因探しや予防は本当に疲れるからだ。教祖様に「関係ありません」と言ってもらえたら絶対に心安らぐと思う。そういう存在がほしい心理状態になってくるよ、アトピー子子育ては、って思う。批判しているのではない。
    石けんのところで、「牛乳石けんや植物物語など、あまり何も入ってないものがよい」と書いてあって、合成洗剤なのに…と思って残念でした。それならミヨシやシャボン玉の無添加石けんをすすめたらいいのに…。
    「湿疹を怖い顔でみない」などはっとさせられるのもありました。湿疹…怖い顔でみてしまうよなぁついつい。

    「驚きの話のもうひとつは、離乳食を開始する時期が遅いほど、2歳でのアトピー性皮膚炎が多かったということです」とP81に書いてあるが、そのソースは何なのか?思い込みなのか、病院で集計したのか、元を知りたい。今一般的に言われている早すぎる離乳食でアレルギー説と反するし、普通じゃない事を言うのであれば、根拠を示してもらいたい。

  • ステロイドとの付き合いを検討する上では、なるべく極に寄った本が読みたかったので目的は果たされた。
    データの出し方が恣意的で、根拠の記載がない断定口調も多く、受け取り方が分かれるとは思うが、著者の主張と合わせ具体的な対処方法の記載があり読み手が判断しやすい本である。
    なお、この本でさえ、ステロイドやプロトピックを使っている場合は急にやめることは避けるよう書いてあるのが興味深かった。

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著者プロフィール

佐藤 健二(さとう・けんじ):1957年、群馬県生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程中途退学。東京大学名誉教授。博士(社会学)。専攻は、歴史社会学、社会意識論、社会調査史、メディア文化など。著書に、『読書空間の近代』(弘文堂)、『風景の生産・風景の解法』(講談社選書メチエ)、『流言蜚語』(有信堂高文社)、『歴史社会学の作法』(岩波書店)、『社会調査史のリテラシー』など。

「2024年 『論文の書きかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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