- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864721226
作品紹介・あらすじ
勤勉な女子大生・琴音が見つけたアルバイトは、青年実業家・白石周平の秘書だった。それまで化粧気もなく恋愛経験もなかった琴音は、周平の悪戯っ子のような笑みに惹かれ、「特別な関係」へと堕ちていく。そして、ある夜誘われたホテルの一室で彼女を待ち受けていたのは、目眩い快楽の世界だった。周平は琴音が隠し持っていた「もうひとりの淫乱なわたし」を暴き、犯し、解放していく。激しい欲望と純粋な愛情に溢れる、痛く切ない主従関係ラブストーリー。
感想・レビュー・書評
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マゾヒスト男に調教される女性の話。
あまりに陳腐で、展開もダメ。
唯一の取り柄はエロ表現。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
引き込まれる文体。えろい。読み終わると内容忘れるが読んでるときは面白い。
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女子大生が、オッサンにいいようにされてMになってしまう話。
と、書くと身も蓋もないが、本当にそうなんだものww
とはいえ、間に彼女の生い立ちをはさみこむことで、人の<業>はどこからくるのか、なにから発生するのか、みたいなことを考えさせれるから、さすがに大石圭なのである。
が、最近ステレオ化が激しいのはいなめないですよ。やれやれ。
結局、自我に乏しいうえに、その自覚がないものが、こういう罠に落ちてしまうんだろうな。
欲と愛情は違うのに、求められていることでそれが愛だと思いこんでしまう。その精神の未熟さにつけこまれたのに、多分彼女は一生それがわからないままなのだろう。
一応、美しく終わってるんだけど、それがさらにやるせない気持ちにさせるのである。 -
「女性の独白」というようなスタイルで綴られた、甘美でもあり、切なくもある物語だ。
琴音がどうなるのか?白石との関係の行方は?ページを繰り始めると「次?」と気になって、停まらなくなってしまう… -
この作者の作品はエロチックな要素が含まれていることが多いけど、この作品はよりストレートにエロが主題になっている感じ。しかしエロ以外のプラスアルファが足りないように感じられて微妙だった。