【小説3巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第一部「兵士の娘3」

著者 :
  • TOブックス
4.20
  • (118)
  • (90)
  • (46)
  • (8)
  • (1)
本棚登録 : 1117
感想 : 76
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864723978

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 目先の問題点の解決に至り、第一部完。しかし、それはあくまで"目先"であり、これからマインに降りかかるであろう問題点はより厄介なものになるだろうな。これから貴族と折衝することになるので、どう立ち回るかに期待。神殿長は言うなれば「奴は四天王の中でも最弱」だろうけど、是非とも貴族サイドの裏方で厄介な根回しをする(物語を面白くする)人であってもらいたい。そうでなければ、サンタさんの衣装で全力のグリコを!ベンノの登場が徐々に少なくなるのかなと思うと少々残念だけど、商人として存分に活躍してもらいたい!

  • 多分ここにはⅡの記録を載せていないのですが、しれーっと読み終わっています。
    それから大分経って……このやたら厚い巻を読み終えました。
    読むまでは厚みに圧倒され、勇気がいるものの(図書館で何度も借りては返してました、ごめんなさい←)読み出すと面白くて止まらない!!!
    予想以上にあっという間に読めてしまいました。
    こんなことならもっとはよ読めば良かった←
    マインが見つけた新たな道、それをサポートする人々……何だかんだ皆、優しくて好きです♡
    マインが小さな身体で大きな大人と張り合う姿は熱くてとっても素敵です♡

  • スゲーはなしだなー‼️
    1巻と2巻がいまいちだったんで、ガマンして読んできたかいがあるというもの・・・
    この内容なら、大満足だ。皆に勧めたい‼️

  • これからマインがどうなっていくのか続きが楽しみです!

  • アニメでは一言二言で済ませていた場面を
    丁寧に描写してくれるのが
    テキストの良さだと思います。
    何よりも、視点が違う人の断章が挿入されているのが嬉しい。
    いろんな立場で
    いろんな人たちが
    振り回されていることに気づけるのは面白いです。
    一気に物語が進んでいる第一部の最終巻。
    ほぼ最下層という身分から
    少しずつ少しずつ
    大切なものを大切にするために
    今までの武器を生かして
    新しい武器を手に入れながら
    望む成果を手に入れました。
    命よりも
    らしく生きているために何ができるのか
    らしく生き
    そして命が繋がることになりました。

  • 本ばかりしか興味のなかった麗乃が家族愛に目覚めるのはある意味必然だったんだなぁと思って感動してしまうのです。短編にはほかの人の視点から見た物語があって、とてもおもしろかったです。ベンノさんもギルド長から見たら暴れ馬なのだと思うとちょっと微笑ましくなります。

  • 面白いだけでなく経済の基本がわかる!
    長さの理由はなろう流?

  • 本好きの症状が本を手軽に取れない場所へ。
    どうしても本に触れていたい少女の情熱で
    新しい人に出会い、運命が切り開かれていく様子が
    とてもドキドキ。

    この本では、現代でいう手にとろうと思えば簡単に手に
    ”紙”や”ペン”、”本”の存在が高額でなかなか手にとれない状態に
    なっていて、”何かがある”ことが当たり前すぎて、現代は
    ”ないこと”への不満にあふれているんじゃないかとはっと
    させられました。

  • 友人に勧められて読み始めた。先が長いが設定は面白いためサクサク読める。

  • マインが神殿の巫女見習いに決まるまでの話。
    アニメでも観たし、物語が一区切り着く感じ。
    ルッツも商人見習いとしての生活をスタートさせるし、神殿の図書室で働きたい(=本が読みたい)というマインの進路が大きく変わる巻。
    諸々激動な中にも、マインのために奔走するベンノやマルクの思いや頑張り、両親のマインへの愛情や覚悟が沁みる。
    巻末の短編でもフリーダ、イルゼVSベンノやら、マルクの話や、ギルド長の周囲には伝わりにくい思惑や配慮等、まわりのいろいろな人発信でのエピソードは読んでいてとても愉しかった。
    これまで読んだ3巻の中では一番面白かった。
    表示やピンナップの絵も、ダントツで良かった。
    神に祈りを!のグ@コのポーズで、笑いにより腹筋崩壊したマインの絵が、飾りたいくらい可愛くて好き。

全76件中 31 - 40件を表示

著者プロフィール

香月美夜(かづき みや)
小説家。1月22日生まれ。中学2年生の頃より小説を書き始め、社会人となり結婚後、子どもの世話がひと段落してから執筆を再会。2013年より小説投稿サイト「小説家になろう」で『本好きの下剋上』を公開して人気作品となる。2015年にTOブックスより書籍化され一般誌デビュー、シリーズ化される代表作になる。同作シリーズは累計100万部を突破し、「このライトノベルがすごい! 2018&2019」2年連続第1位に輝き、テレビアニメ化も決定した。

香月美夜の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
辻村 深月
三浦 しをん
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×