祭り裏

著者 :
  • 幻戯書房
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本棚登録 : 22
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864881692

作品紹介・あらすじ

「祭りの広場からは八月踊りの太鼓の音と歌声が、此の事の行われていた間じゅう高く低くずっと聞こえていました」――端正な日本語散文と南島の言葉で織り成した、島の「夜」にうごめく物語世界。著者最高傑作として絶讃を得つつも長らく入手困難だった中短篇小説集を、新資料を加え復刊。
島尾ミホ生誕100年記念企画

感想・レビュー・書評

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  • 島の夏のよるを舞台に幻想的な雰囲気が漂う物語

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著者プロフィール

1919年、鹿児島県鹿児島市生まれ。
1921年、加計呂麻島(奄美大島)・押角の実父の妹夫婦、大平文一郎・吉鶴夫妻の許に引き取られる。
1946年、島尾敏雄と結婚。1974年、『海辺の生と死』(創樹社)刊行。本書で、1975年、南日本文学賞、田村俊子賞受賞。1987年、『祭り裏』(中央公論社)刊行。1996年、南海文学賞受賞。2007年、死去。2017年、『島尾敏雄・ミホ 愛の往復書簡』(中央公論社)刊行。

「2023年 『新装版 ヤポネシアの海辺から』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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