デアデビル:マン・ウィズアウト・フィアー (MARVEL)

  • ヴィレッジブックス
4.22
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本棚登録 : 37
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864912433

作品紹介・あらすじ

恐れを知らぬ男、盲目のクライムファイター・デアデビルは如何にして誕生したのか?デアデビルの歴史にその名を刻む鬼才・フランク・ミラーが、新たな着想を得て語り直したオリジンストーリー、待望の邦訳が実現!

感想・レビュー・書評

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  • 人気がそこまで無かったデアデビルを
    ヒットさせた男フランク・ミラーが
    デアデビルのオリジンを描き直した作品。

    所々にドラマの下敷きになったであろう
    シーンがあったりして読みながら楽しかった!

    マットマードックがデアデビルになるまでの
    オリジンはもちろんのこと、
    エレクトラとの出会いやキングピンとの因縁の
    キッカケが描かれていて、
    ドラマや映画を観たことがある方はもちろん
    ここからデアデビルを知る人も
    なにも問題なく読める作品でした!

    付属の解説書を読んでみると
    元々の設定との違いが書いてあったり
    "この時のこの人物は後のこの人"みたいなのとか
    さらに楽しめるので解説書にも目を通すことを
    オススメします!

  • Netflix版デアデビルの原案となった一冊と聞いて読んでみたが、期待に違わない面白さであった。

    デアデビルのオリジンを再構成するにあたり、この作品ならではの雰囲気が作られているのが面白いところだ。その雰囲気づくりに一役買っているのがマット側の視点に立っているものの三人称ベースの語りではないだろうか。このナレーションがどこでも挟まることによって、どんなに激しいシーンでも冷静なトーンで読むことができる。

    表紙に印象的に描かれている黒装束も含め、劇中での衣装の使われ方は非常に面白い。衣装の差異でその時のマットのスタンスがとてもよく伝わってくる。

    なんにしても必読の一冊だ。映画→Netflix→本作、とくるとアメコミの魅力が関心の薄い人にも伝わるかもしれないと思わせるほどであるため、今後機会があれば人に勧めて見たいものだ。

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著者プロフィール

●フランク・ミラー[作]……『ダークナイト・リターンズ』によって、それまでのコミックスの概念を覆し、アメコミ3大ライターの1人に数えられる巨匠。

「2020年 『スーパーマン:イヤーワン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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