日本で、ヒュッゲに暮らす

  • パルコ
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感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865062779

感想・レビュー・書評

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  • ・コージーコーナー→某ケーキ屋さんかと思った笑
    ・日本の家は明るすぎる→最近我が家も照度を落として暖色系にしてみた。本当はペンダントライトに変えたい。フロアスタンド欲しい。
    ・自然素材の家→日本にいるとつい感覚が慣れてしまうけど、確かに最近のピカピカの新築は科学品の匂いがするかも。無垢材フローリングと漆喰壁、憧れる。
    ・他人の評価でヒュッゲになるわけではない
    ・「ながら」では無く目の前のことに集中→PCやスマホの普及とともに本当に一つのことに集中することって減ったなあ。便利だけど生活に疲弊してしまう。
    ・ヒュッゲするには時間が必要→自分の会社員時代を振り返っても、夫を見ていても、会社に時間を取られすぎている。コロナで在宅が進んでいるのを機に日本ももっとワークライフバランスを重視する社会にならないかな。

  • デンマークで生まれ育ち、鎌倉で家族とゆるやかに暮らす著者が教えてくれる、豊かな人生を送るために必要で役立つヒュッゲというもの。
    ヒュッゲを説明することは難しくて、人それぞれなところもありそうですが、私が今思うキーワードは、安心、安全、居心地の良さ、ほっとする、もの、ひと、場所、時間。
    具体的なものでいうと、暖炉、こたつ、ソファ、クッション、畳、梅干し、ろうそく、本。
    先日訪れた古民家のカフェにまた行きたいと思うのは、居心地のよさや、過ごした時間がヒュッゲだったから。
    コロナ禍で、自宅や時間の質について考える機会が増えました。これからどんな時間を積み重ねて生きていきたいのかを考えるのに、参考になった一冊。
    私も、ヒュッゲに暮らしたい。

  • 2022.3
    ホームパーティやりたいなと思うけど、料理には自信がなくて、やったことがない。
    でもヒュッゲ的には料理の上手下手ではない。
    料理が得意じゃないから人を呼ばないのではなく、料理は下手でも、それなりに楽しんで作ってもてなす。

    この本を読んで、日本にもヒュッゲな部分が沢山あることに気がついた。

  • デンマーク出身の著者は日本在住約20年。日本人の奥様と、2人のお子さんと鎌倉の家に暮らしている。照明や家具に温もりのある、手づくりの住まいでのヒュッゲな暮らしぶりは本当に素敵だ。丁寧な食事、周りの人との温かい交流、四季を感じながら自然の中で過ごす時間、どれも最高に豊かでうらやましい。著者によると、日本とデンマークの最大の違いは時間の使い方だという。デンマーク人は「1日を3つに分けて考えること」をベースに仕事8時間、睡眠8時間、自分のための時間8時間という感覚が一般的とのこと。人生における仕事の位置づけも異なる。この点に激しく同意する。ヒュッゲな暮らしを送るにはまず自由な時間を十分に持つことから始まると思うからだ。著者の家族も、話し合いを重ねて長時間労働の仕事を辞め、今のライフスタイルを実現したという。何かを得るために何かを手放すことも時には必要だと著者は言う。実感としてまだまだ改善の余地がある日本の働き方が柔軟で多様なものに変わることを願いつつ、わたしも自分の望むライフスタイルを目指していきたい。

  • ヒュッゲ(hygge)は
    「心地よさ」「温かみ」「一体感」
    といった意味をもつデンマーク語です。

    「ほっとくつろげる心地よい時間」
    「心地よい時間を過ごして感じられる幸福感」
    といった意味をもつデンマーク語です。

    日本の日常でも見つけられるから
    自分なりヒュッゲを探していきたいなぁと思った

    マイヒュッゲはなんだろう…?

  • メモ
    ながらよりも一つ一つのことに集中して終わらせる
    時間の使い方は仕事、寝る、自分のため8時間ずつ

    日本語で「幸せ」という言葉は大袈裟になりがちだけど、ヒュッゲだね〜みたいな小さな幸せを噛み締められる言葉があれば良いのにね。鍋を囲むのもヒュッゲ。

  • この本の中に幸せのヒントがありました。
    幸せを感じるにはそれほどお金はかからないし身近にある。

  • ヒュッゲするには時間が必要。
    自分のための時間を見直し,作り出した時間をヒュッゲになるように工夫して、ヒュッゲで豊かな暮らしになるようにする。
    デンマーク

  • 情報量はあまり多くないですが、読むことそのものが「ヒュッゲ」なひとときとなる、気分が落ち着く本です。
    徹底的に家をきれいにするとか、効率をあげるとか、無駄を省くとかじゃなくて、人との関わりを大事に出来るような時間の使い方をすることが、ヒュッゲにつながるんだな、と認識させられました。
    給料は減っても良いから、自分の時間を増やす…ってなかなかできることではないので、イェンセンさんのその行動力も凄いと思います。

  • 私もこんなふうにヒュッゲに暮らしたい。
    そんな願いを叶えてくれる、ヒュッゲに暮らすための様々なポイントが紹介されています。

    日々追われるように忙しく暮らしている人や、今の生活に漠然とした物足りなさを感じている人に是非おすすめしたい一冊です。
    さらっと読めるボリューム感なのも◎
    お気に入りのカフェで美味しいコーヒーを飲みながら読んでみたら、ヒュッゲかもしれません。

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