獰猛な王は花嫁を愛でる (プリエール文庫)

著者 :
  • 大誠社
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本棚登録 : 23
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865180558

作品紹介・あらすじ

王女の身で国政に励み、武術や乗馬も嗜む少々勝気なエルレインの許にいきなり飛び込んできた結婚話。相手は野蛮な傭兵たちの国をまとめるオズヴェルト王!?戦場では猛者として名が知れ渡る、荒々しい外見どおりの不遜な男と結婚なんて…。だが初対面こそ最悪だったものの、王としても男としても堂々たる逞しさを誇る彼は魅力的で-相性抜群の身体に求められ快楽を知り、つい小言を吐きそうになる口をキスで塞がれて。彼から向けられる情欲を嬉しく思う自分に戸惑い…。

感想・レビュー・書評

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  • 野性味溢れる王様ヒーロー×一筋縄ではいかない強き姫様ヒロイン

    ヒーローとヒロインの応酬が清々しくて良いです。互いにはっきり物を言うタイプなので腹黒い感じもなく、虎と猫がじゃれあってる感じが可愛い。

    貴公子とは正反対なヒーローと、負けん気強いヒロインがお好きな方にはオススメです。

  • Kindle Unlimitedにて。
    ヒロインが可愛かった!いやいやって言いつつ、ヒーローに惹かれてる感じが可愛かったし、当て馬みたいなポジションの子がすごいいい子でただのツンデレだったのが可愛かった〜!!

  • 読後感の良い話でした。
    さっぱりした性格で賢いヒロインと、おおらかで野性味あふれるヒーローがどちらも素敵でした。
    強いて言うならなかなか本懐を遂げないので、読者も我慢を強いられている気にさせられるところでしょうか。笑

  • 面白かったです。
    主役のカップルのキャラ設定に好感が持てます。特に元は傭兵団の長でありながら、新興国の王となったヒーローのオズヴェルト。そんな彼に文明国から嫁いだ王女エルレインは祖国では、女だてらに政治に口を挟む、頭でっかちのじゃじゃ馬姫と呼ばれ疎まれていました。
    蛮族の国と蔑まれた新興国に嫁ぎましたが、夫となった国王は彼女の有能さを見抜き、国政に参与させたばかりか、妻としても愛し慈しんでくれます。
    やっと居場所を見つけたエルレイン。

    好感の持てる人物設定に無理のないストーリー展開、安心して最後まで楽しめました。

  • エルレインが一本筋が通った子で、なかなか好感が持てました。
    亡き双子の弟との約束を守って、文武両道。
    兄の政務も助けていて、周りの中傷なんか目じゃない。
    かっこいいです。

    対するヒーローのオズヴェルトもおおざっぱなようでいて、きちんとやることはやるし、自分をどう見せれば効果的なのかも知っている賢い人で、この2人ならいい国が作れそうって思いました。

    リリアーヌも嫌な子かと最初は思いましたが、彼女も国を思う気持ちはあるし、エルレインが嫌いといっても意地悪もお子ちゃまなものばかりで、エルレインが毒に倒れたあとの様子からも、いい子じゃんって感じでした。

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著者プロフィール

2012年よりWebにて小説を発表。

「2020年 『王国騎士になるはずがお妃候補になりまして』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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