『裏モノJAPAN』編集部セントウのクレイジーナンパ大作戦 (鉄人文庫)

著者 :
  • 鉄人社
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865371611

作品紹介・あらすじ

待望の文庫化!
本書は、月刊『裏モノJAPAN』の名物編集者・仙頭正教(38才、自称「マー君」)が、同誌に発表したナンパルポを書籍化したものです。
同誌の場合、編集部員はみな体当たり取材を行っています。裏フーゾクの潜入から、危ないパーティへの参加まで。ときにはボッタクリ店に潜り込み、強面の店員に脅されることも珍しくありません。

なかでも彼が率先して挑んできたのがナンパ・リポートです。

例えば、新幹線に乗っているときにひらめいたのは「看板作戦」です。田園地帯に立っているあの広告で恋人募集をすればどうなるか ?
かくして縦4メートル:横8メートルの特大看板を自作して「恋人ボシュー」と書き、顔写真&電話番号も大きく載せて、線路わきに立てて車内の女性客に見せてみました。その結果は …。

高校野球選手権大会の東京予選期間中に、丸坊主&学生服の格好で現役球児に扮したこともあります。「試合に負けて甲子園へ行けなくて…」と町の女性に声をかけ、母性本能をくすぐる作戦です。
これ、信じる女性がいたのだから世の中わかりません。

正月には、小中高の同級生女子200人全員に年賀状を出し、再会エッチを狙いました。おかげで出身地・地元の高知でヘンな噂が広まり、今も帰省のときは顔を伏せて歩いているとのことです。

容姿も話術も十人並みの彼が、世間サマの白眼視に耐えてつかみとった20の出会い。
さみしい男性の恋人作りに役立てていただければ幸いです(きっと役立ちませんが)。

※本書は月刊『裏モノJAPAN』(2010年9月号~15年9月号より抜粋)の記事を加筆修正し、一冊にまとめたものです。

感想・レビュー・書評

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  • おすすめです。立ってられないくらい笑わせてくれます。ここまで突き抜けてやってくれると感動すら覚えます。まじであたまおかしい、のキャッチコピーのまんま。実際にやって、生の声を書いてるリアリティと、この内容だったら誰が書いても面白いだろ、と思いつつ、この文体にハマっていきます。一気読みすることがオススメ。途中で立ち止まってはいけない。考えるな感じろ。

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著者プロフィール

1978年、高知県生まれ。
編集者。(株)鉄人社勤務。
2004年10月、それまで務めていた医療系の雑誌を退職、月刊『裏モノJAPAN』(小社刊)の編集部員として採用される。
以降、男の欲望を追求するという同誌のコンセプトの元、様々な体当たり取材を敢行。中でも、体を張ったナンパリポートが得意分野である。
プライベートではツイッターにて新宿歌舞伎町の裏側を中心としたマニアックなネタを紹介、多くのファンから支持を得ている。愛称・マー君。Twitter:sento1025

「2016年 『クレイジーナンパ大作戦20』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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