せんそうをはしりぬけた『かば』でんしゃ (【2歳・3歳・4歳児からの絵本】)

  • ひさかたチャイルド
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本棚登録 : 157
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (33ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865491401

感想・レビュー・書評

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  • 子どもにも読みやすく、戦争の事実を重すぎずに子どもに伝えられる。
    実際にある電車なので、戦争前から終戦後まで活躍していた電車の歴史を思わずにいられません。
    これを読み終わって、子供たちはもちろん、私も実物を見に鉄道博物館にとても行きたくなりました。
    物語は兵隊になった男の子が歳をとって再登場したので救いがあります。
    戦争で生き残ったからつながった命、いま生きている人たちは皆その命の延長に生きている。
    子どもにぜひ読んでもらいたい絵本です。

  • 実在する特急列車『イーエフ・ゴジュウゴ・イチ(EF551)』愛称『かば』の視点からの戦前、中、後の絵本。

    珍しいアプローチの仕方の絵本だと思いました。
    電車好きのお子様には入りやすい作りになっていて、良かったです。
    息子も「この機関車みたことあるかも」とちょっと興奮していた。幼児の時に鉄道博物館いったのを思い出した様子。
    絵本に登場する何かが実在していて、更にそれを見たことがあるというのは、なんだかとても嬉しくて感動するもので。
    それを切っ掛けに、戦争とか平和とか、考えてくれるようになると、親としては喜ばしいことです。

    不覚にも、年とったほくろのある男の子の場面では泣きそうになってしまった。

  • てつどうはくぶつかんでこのれっしゃは見つけたことはあるけど、せんそうがおきる前のむかしから走っていたのは知らなかった。

  • 戦争をくぐり抜けた電車すごい。人の人生にも影響を与える電車。

  • 装丁/石倉昌樹、隈部瑠依(イシクラ事務所)

  • すごく読みやすかった。
    戦争についてよく知れるいい本

  • 何度も読んだ
    戦争でもまけなかったカバ電車に
    感動しまして

  • せんそうをはしりぬけた『かば』でんしゃ
    2歳11か月
    戦争についてわかってないと思うけれど、ものすごくはまってる。何度も何度も読んで読んでという感じで持ってくる。

    ―親が選んで借りる
    間瀬なおかたさんの本を片っ端から借りてみる。
    これからもずっと読んでほしい一冊。
    親のお気に入り度 ★★★★★

  • かんどうてき
    ぜひ現物をみにいきたい

  • 2019/07/24

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著者プロフィール

愛知県生まれ。法政大学文学部卒業。作品に『おじいさんのはやぶさ』(KKベストセラーズ)、『おとぎれっしゃ しゅっぱつしんこう!』(金の星社)、『でんしゃでいこう でんしゃでかえろう』『ドライブにいこう』などの乗り物しかけ絵本シリーズ、『しんかんせんでいこう』『ゆうびんでーす!』「うみやまてつどう」シリーズ、『せんそうをはしりぬけた「かば」でんしゃ』(以上、ひさかたチャイルド)など多数。

「2023年 『ふうせんとでんしゃ ふうせんはどこへいった?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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