個別最適な学びの足場を組む。

著者 :
  • 教育開発研究所
3.80
  • (2)
  • (9)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 123
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865605532

作品紹介・あらすじ

第1章 「令和の日本型学校教育」と個別最適な学び

第2章 近代学校の特質と個別最適な学びの源流

第3章 学習研究の進展と個別最適な学び

第4章 指導の個別化と学習の個性化

第5章 学び方の得意と自己決定的学習

第6章 環境による教育と学習環境整備

第7章 未来に向けて

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 文部科学省のすすめる「個別最適な学び」について、100年以上前に遡って日本と世界の取組を整理し紹介している。個別最適な学びは、結局方法であるので、学校や教師に委ねられている。定着させるには、教科書で固定化させるのが早いように思う。

  • この本の前に奈須先生の「個別最適な学びと共同的な学び」について読んでいたので、内容がほとんど同じで残念でした。
    本書では、緒川小学校のことをくわしく取り上げていましたが、言い回しや、例など、前書と同じ部分が多く、読んでいて「知ってるよ」と思ってしまいました。
    もう少し別の内容で、別の角度からの内容を期待していました。

  • この本を読む前に奈須正裕の「個別最適な学びと協働的な学び」を読んでいたので、同じ内容の場面が沢山あった。
    ただ、だからといって読まなかったのではなく表現方法が違ったり、復習になったりと個別最適な学びについての理解が深まったためとても良かった。

  • 2022/10/11 更新

  • とても読み易くて、何をしようかワクワクさせてくれる内容でした。明日からの学びに活かしたいです。

  • 現行の学習指導要領にある「個別最適な学び」が、三十年前に、愛知県緒川小学校や奈良女子大学附属小学校で既に行われていた、という事実。そういえば、大学時代、同じ研究室の友人がその実践を勉強していたことを思い出した。約十年ごとにやってくる指導要領の改定に毎回現場は身構えるが、基本的な考えは変わらずそこに流れてきた、ということにも目が向いた。教師としてまとめ期に入った自分は、今、どのような目標を立てて自らの仕事を創造し、実行していくか、考えさせられた。

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

奈須正裕(上智大学教授)
神奈川大学助教授、国立教育研究所教育方法研究室長、立教大学教授などを経て2005年より現職。 現行の学習指導要領等に関わっては、中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会、教育課程企画特別部会、総則・評価特別部会、幼児教育部会、中学校部会、生活・総合的な学習の時間ワーキンググループ、小学校におけるカリキュラム・マネジメントの在り方に関する検討会議、小学校段階における論理的思考力や創造性、問題解決能力等の育成とプログラミング教育に関する有識者会議、2020年代に向けた教育の情報化に関する懇談会等の委員として、重要な役割を担う。主著に『「資質・能力」と学びのメカニズム』(東洋館出版社)、『次代の学びを創る知恵とワザ』『「少ない時数で豊かに学ぶ」授業のつくり方』(ともに、ぎょうせい)など。

「2022年 『個別最適な学びの足場を組む。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

奈須正裕の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×