- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784865605532
作品紹介・あらすじ
第1章 「令和の日本型学校教育」と個別最適な学び
第2章 近代学校の特質と個別最適な学びの源流
第3章 学習研究の進展と個別最適な学び
第4章 指導の個別化と学習の個性化
第5章 学び方の得意と自己決定的学習
第6章 環境による教育と学習環境整備
第7章 未来に向けて
感想・レビュー・書評
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文部科学省のすすめる「個別最適な学び」について、100年以上前に遡って日本と世界の取組を整理し紹介している。個別最適な学びは、結局方法であるので、学校や教師に委ねられている。定着させるには、教科書で固定化させるのが早いように思う。
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この本の前に奈須先生の「個別最適な学びと共同的な学び」について読んでいたので、内容がほとんど同じで残念でした。
本書では、緒川小学校のことをくわしく取り上げていましたが、言い回しや、例など、前書と同じ部分が多く、読んでいて「知ってるよ」と思ってしまいました。
もう少し別の内容で、別の角度からの内容を期待していました。 -
この本を読む前に奈須正裕の「個別最適な学びと協働的な学び」を読んでいたので、同じ内容の場面が沢山あった。
ただ、だからといって読まなかったのではなく表現方法が違ったり、復習になったりと個別最適な学びについての理解が深まったためとても良かった。 -
2022/10/11 更新
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とても読み易くて、何をしようかワクワクさせてくれる内容でした。明日からの学びに活かしたいです。
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現行の学習指導要領にある「個別最適な学び」が、三十年前に、愛知県緒川小学校や奈良女子大学附属小学校で既に行われていた、という事実。そういえば、大学時代、同じ研究室の友人がその実践を勉強していたことを思い出した。約十年ごとにやってくる指導要領の改定に毎回現場は身構えるが、基本的な考えは変わらずそこに流れてきた、ということにも目が向いた。教師としてまとめ期に入った自分は、今、どのような目標を立てて自らの仕事を創造し、実行していくか、考えさせられた。