奇跡をひらくマインドフルネスの旅 (ありのままの自分に帰り豊かに生きるための20のレッスン)
- サンガ (2019年6月25日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
- / ISBN・EAN: 9784865641509
感想・レビュー・書評
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日本のマインドフルネス界の中心となっている島田啓介氏が、幾多もの挫折を重ねて世界を旅し、さまざまな体験を経た中で「気づき」に導かれ、マインドフルネスにたどり着いた半生を語る本。
悩みもがき苦しみながら現在に至るまで、まさに修行の道を歩まれています。
敬虔なクリスチャンである島田氏が仏の教えと出会い、自分の中で融合させていく過程が丁寧に語られると共に、要所要所で「20のマインドフルネスレッスン」が紹介されます。
マインドフルネスとは「世界の中で人間としてどう存在するのかという相対的なあり方」だとする氏。
「習慣」「仲間(サンガ)」「意図(菩提心)」が、マインドフルネスを支える三つの柱だそうです。
マインドフルネスの「評価せずにただ観る」ということは、実際には非常に難しい行為ですが、「子供のような<初めての驚き>をもって世界と出会うこと」と説明してもらうと、ぐっと身近なものに感じ、手に届きやすい気づきのように思えます。
このように、困難に思える気づきの実践を、20の視点から解き表してくれているため、マインドフルネスにアプローチしやすくなっています。
中でも島田氏と「クサマさん」との鮮烈な出会いが印象的。
氏同様に私も、クサマさんの生き方から自分なりのやり方で、自身や社会に向き合っていくことの大切さを学びました。
今すでに持っている豊かさを知ること。
すべてをありのままに受け止めること。
自己肯定と他己肯定。
マインドフルネスのレッスンとして、こうした意識を持ち続けていこうと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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