ベートーヴェン 一曲一生

著者 :
  • 藤原書店
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865782912

作品紹介・あらすじ

生誕250年記念! なぜベートーヴェンは近代を、そして現代を超えるか?
近代の暮れ方に訪れた新型コロナ禍の“異常な”100日間、ベートーヴェンの作品を1日1曲、ほぼ全て聴き尽くして辿りついた、ベートーヴェンの神髄とは? 新たな主題の「発見」でも、主題の新たな「解釈」でもなく、真に内発的な「主題の変奏」という、その「天才」の本質に迫る力作批評。

感想・レビュー・書評

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  • これすごい。
    コロナで自粛中の3ヶ月、毎日一曲聴きまくってのレポート。自粛の重苦しい空気の中トコトン重苦しい曲を聴きまくったド根性の一品。
    鬼気迫る文体、筆者は何を見出したか、重すぎて全部読めてない、笑。

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著者プロフィール

1953年生。東京大学文学部仏文科卒業。文芸批評家。現在,都留文科大学教授。
著書に,『内村鑑三』(1990年)『文藝評論』(1991年)『批評の測鉛』(1992年)『日本思想史骨』(1994年)『正統の垂直線――透谷・鑑三・近代』(1997年)『批評の時』(2001年)『国のさゝやき』(2002年)『信時潔』(2005年)『鈴二つ』(2005年)[以上,構想社],『島木健作――義に飢ゑ渇く者』(リブロポート,1990年),『フリードリヒ 崇高のアリア』(角川学芸出版,2008年),『シベリウスと宣長』(2014年)『ハリネズミの耳――音楽随想』(2015年)[以上,港の人],『異形の明治』(2014年)『「海道東征」への道』(2016年)『明治の光・内村鑑三』(2017年)『「海道東征」とは何か』『義のアウトサイダー』(2018年)[以上,藤原書店],『明治頌歌――言葉による交響曲』(展転社,2017年)がある。また編著書に,『別冊環⑱ 内村鑑三 1861-1930』(藤原書店,2011年)他多数。
2007年,第8回正論新風賞,2017年,第33回正論大賞を受賞。

「2019年 『詩情のスケッチ 批評の即興』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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