毒! 生と死を惑乱 ―「薬毒同源」の人類史

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  • さくら舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865810639

作品紹介・あらすじ

なぜ毒はヒトを魅了するのか!最新の全貌を明かす!

「毒や薬はヒトと遭遇しない限り毒や薬にはなりません」そして、私たちの身体によい影響をあたえるものを薬、悪い結果をもたらすものを毒という。つまり、「薬毒同源」!

本書は毒に出会い、毒に魅了され、毒を恐れ、毒と闘い、毒を利用してきた人類の軌跡をたどる極上の科学読みもの。ソクラテスの毒から、病原菌との闘い、化学兵器、生物兵器の開発、麻薬などの薬物汚染まで毒を網羅。

感想・レビュー・書評

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  • 毒の歴史、植物や鉱物の毒の成分等々、面白く易しく解説してくれる本でした。
    正倉院に収められた毒物が収蔵当初に比べてかなり減っているのは怖かったです。歴史上のあれこれを色々と想像してしまいました。
    最終章の現在の毒と人間との関わり合いについての様々な話は恐ろしいものがありました。毒と薬は根本は同じであってそれを人がどう使うのか、と言うことなのでしょうか。

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著者プロフィール

日本薬科大学教授,薬学博士,薬剤師。
1951年生まれ。東北大学薬学部卒業,東北大学大学院薬学研究科博士課程修了。天然物化学専攻。米国イリノイ大学薬学部博士研究員,北里研究所室長補佐,東北大学薬学部専任講師,青森大学工学部教授などを経て現職。日本薬史学会常任理事。著書は,『アルカロイド』(共立出版),『アミノ酸』(東京電機大学出版局),『毒と薬の科学』(朝倉書店),『毒と薬の世界史』(中央公論新社),『〈麻薬〉のすべて』(講談社),『カラー図解 毒の科学』(ナツメ社),『民間薬の科学』(SBサイエンス・アイ新書),『毒! 生と死を惑乱』(さくら舎)など多数。

「2017年 『毒と薬の文化史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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