プロ投資家の「株を買いたくなる会社」の選び方 ―なぜトヨタは「買い」ではないのか
- さくら舎 (2018年1月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784865811322
感想・レビュー・書評
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コモディティ化(陳腐化)のリスク
財務(数字)、マーケット、シナリオ
物の価値が一変する時代に生きていることを痛感
腹落ち感あり詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これから投資をしようか考えてる人向け。
アマゾンではボロクソ書き込まれていたが、そんなことはない。
実践向きというよりは、株式投資するにあってどういうポイントを抑えていけば良いのかといった処世術的な本。参考として、有名企業10つをピックアップしてポイントを当てはめてくれている。
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株式投資での初心者から中級者に向いた本。
分かりやすく良かった。
内容は数字を踏まえストーリーを作ってから投資を判断をする、というもの。
自分も各銘柄にはそれなりに検討をしていたが著者の調査は深かった。
もっと勉強と思考を深め、少しでも著者に近づきたい思った。
< 個人的メモ >
財務、マーケット、シナリオの3つの項目すべて揃えて考える。愚直に。3パターン作る。
理想は業界全体が伸びていて対象会社の業績が拡大しているとき。
「基本方針の転換や新商品の投入」で投資判断。
対象となる企業が属する市場を分析し、市場全体のおおまかな動きをつかむ。
シナリオは現在のではなく将来の。
ニュースはファクトと解釈を別に。
会社が動くとき、投資を判断する。
5年分の業績推移をチェック。売上と営業利益。
フィンテックは従来型金融業に脅威。
ときには投資をせず様子見も。
OK:ボーイング、日産、HIS、三菱UFJフィナンシャルGr、銀行、ソフトバンク、セブン&アイHD、LINE、Amazon。
NG:トヨタ、三菱重工(MRJから撤退ならOK)、楽天、コマツ、日立建機、東芝、ソニー、ヤマトHD(3PL)、JR東海。