プロ投資家の「株を買いたくなる会社」の選び方 ―なぜトヨタは「買い」ではないのか

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  • さくら舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865811322

感想・レビュー・書評

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  • コモディティ化(陳腐化)のリスク
    財務(数字)、マーケット、シナリオ
    物の価値が一変する時代に生きていることを痛感
    腹落ち感あり

  • これから投資をしようか考えてる人向け。
    アマゾンではボロクソ書き込まれていたが、そんなことはない。

    実践向きというよりは、株式投資するにあってどういうポイントを抑えていけば良いのかといった処世術的な本。参考として、有名企業10つをピックアップしてポイントを当てはめてくれている。

  • 株式投資での初心者から中級者に向いた本。
    分かりやすく良かった。
    内容は数字を踏まえストーリーを作ってから投資を判断をする、というもの。

    自分も各銘柄にはそれなりに検討をしていたが著者の調査は深かった。

    もっと勉強と思考を深め、少しでも著者に近づきたい思った。

    < 個人的メモ >
    財務、マーケット、シナリオの3つの項目すべて揃えて考える。愚直に。3パターン作る。
    理想は業界全体が伸びていて対象会社の業績が拡大しているとき。
    「基本方針の転換や新商品の投入」で投資判断。
    対象となる企業が属する市場を分析し、市場全体のおおまかな動きをつかむ。
    シナリオは現在のではなく将来の。
    ニュースはファクトと解釈を別に。
    会社が動くとき、投資を判断する。
    5年分の業績推移をチェック。売上と営業利益。
    フィンテックは従来型金融業に脅威。
    ときには投資をせず様子見も。

    OK:ボーイング、日産、HIS、三菱UFJフィナンシャルGr、銀行、ソフトバンク、セブン&アイHD、LINE、Amazon。
    NG:トヨタ、三菱重工(MRJから撤退ならOK)、楽天、コマツ、日立建機、東芝、ソニー、ヤマトHD(3PL)、JR東海。

著者プロフィール

経済評論家。仙台市生まれ。1993年東北大学工学部原子核工学科卒業後、日経BP社に記者として入社。野村證券グループの投資ファンド運用会社に転じ、企業評価や投資業務を担当。独立後は、中央省庁や政府系金融機関などに対するコンサルティング業務に従事。現在、「ニューズウィーク(日本版本誌)」「現代ビジネス」など多くの媒体で連載を持つほか、テレビやラジオで解説者やコメンテーターを務める。著書に『新富裕層の研究』(祥伝社新書)、『戦争の値段』(祥伝社黄金文庫)、『貧乏国ニッポン』(幻冬舎新書)、『縮小ニッポンの再興戦略』(マガジンハウス新書)など多数。

「2022年 『スタグフレーションーー生活を直撃する経済危機』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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