催眠トランス空間論と心理療法──セラピストの職人技を学ぶ

  • 遠見書房
0.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 11
感想 : 0
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866160382

作品紹介・あらすじ

トランスという奥深い現象は,特別な場合にのみ起こるわけではなく,日常のなかにも現われている。そうしたトランスをうまく活用するセラピーは,催眠療法ばかりではなく,自律訓練法や臨床動作法,イメージ療法,フォーカシングなど数多く存在する。本書は,そうした催眠療法とその関係するアプローチを貫く「催眠トランス空間論」を通して,心理療法の職人技に迫る1冊である。
多くのセラピーがマニュアルやガイドラインに沿って行われる中,微妙なクライエントの反応を感受し,治癒につなげる職人芸がある。本書には,催眠療法とその関連領域でプロフェッショナル中のプロフェッショナルとして活躍をする10人のセラピストに,その真髄を思う存分に描いてもらった。本書は,本物のプロフェッショナルを目指す臨床家に読んでもらいたいものである。

著者プロフィール

1952年,熊本県生まれ京都育ち。鹿児島大学大学院臨床心理学研究科臨床心理学専攻教授,臨床心理士。鹿児島県教育委員会スクールカウンセラー,国立病院機構鹿児島医療センター嘱託心理士(診療援助),(仁木会)ニキハーティホスピタルスーパーバイザー(熊本市),鹿児島少年鑑別所視察委員会委員,鹿児島県発達障害者支援体制整備検討委員会委員,京都市教育委員会・地域女性会主催「温もりの電話相談」スーパーバイザー(京都市),松木心理学研究所顧問(京都市),日本臨床催眠学会認定臨床催眠指導者資格,日本催眠医学心理学会認定指導催眠士。主な著書に,「催眠療法における工夫―“治療の場”としてのトランス空間を生かす工夫」(乾吉佑・宮田敬一編『心理療法がうまくいくための工夫』金剛出版,2009),「治療の場としてのトランス空間とコミュニケーションツールとしての催眠現象」(衣斐哲臣編『心理臨床を見直す“介在”療法─対人援助の新しい視点』明石書店,2012)ほか

「2018年 『無意識に届くコミュニケーション・ツールを使う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松木繁の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×