子どもは「親の心配」をランドセルに入れて登校しています 「指示待ちっ子」が「自分から動く子」になる親の習慣
- WAVE出版 (2021年5月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784866213521
作品紹介・あらすじ
NLPと脳科学の教育的活用の先駆者として、70,000人以上に伝えてきた著者の、「親の負の習慣を変え、これからの時代を力強く生きる子どもにする知恵」が満載!
親の「負の習慣」が、「指示待ちっ子」をつくっていた!
というのも、保健室で子どもたちの心の問題に携る中で、「親自身の生きづらさ」にかかわることでアドバイスをしていると、相乗効果が表れていくということが多々あったからだ。
そして、脳科学を学ぶことで、「無意識にあるものが意識していることの2万倍で、相手に影響を及ぼしている」ことが理論として説明できるようになったのである。
「問題行動」を起こす子どもの親自身の習慣(前の世代から受け継いだ無意識の習慣)を具体的に取り上げ、主体性のある子どもに変える方法をお伝えする。
また、ウィズコロナの中で、子どもたちの心身の健康をどう守るかという緊急の課題についても、新しい生活様式という視点からも、親の無意識の習慣のあり方を説いていく。
感想・レビュー・書評
-
同じ事をくり返して言ってるような…。大事なことなんだろうけど。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
納得できる部分がほとんどだったが
接し方で✖️と◯をつけるのはいかがなものかと思った。
わかりやすくていいのかもしれないけど、正しさは著者の中のものでしかないし物差しのような子育てはできないと思う。
しかし子どもを信じる、信頼する、尊重するということができるかできないかはとても大切であるし、その辺りは分かりやすく書かれていると思う。
〇〇してはダメ、というワードは脳が理解しにくい事、〇〇する事を脳がイメージしてからそれを否定するので〇〇する事を強く意識してしまうというところは勉強になった。
声かけは肯定文で。 -
中々実践するのが難しい…
-
《「親が変われば、子どもが変わる」とは、「あなたは間違っている。正しくあれ」ということではありません。》
カギは《親の生きづらさをつくり出している無意識の習慣》に気づくこと
「指示待ちの子ども/自分で行動する子ども」を対比させ、親の無意識の習慣に気づき、変える手立てを紹介する
子どものマイナス面を排除し、正してあげる
↓
長所・短所を区別するのでなく、ひっくるめて「特徴」ととらえる
子どもに学校や周囲のマイナス面ばかりを探させてしまう
↓
素敵な発見や小さな幸せを発見させる
子どもの言っていることを信じる
↓
事実か解釈かを確認する
など、たくさんの事例、具体的な場面をとりあげてわかりやすく解説
タイトルも秀逸な子育て本の決定版
悩めるお母さんも、悩めるお母さんに悩める先生も、マストバイ、マストリード
著者は教育困難校などの養護教諭として25年間勤務
独立後、NLP、脳科学に学んだ理論を子育て講座や教員向け講座で発信している
『保健室から見える親が知らない子どもたち』(青春出版社、2021年)もあわせて必読必携 -
無理だ。この本を愛せない!
-
2021/6/11
あまり共感できる事例がなく、わたしはあまり子供を心配してないんだなと思った。
先生やクラスの様子等に不満がある人はいいかも。 -
『子どもは「親の心配」をランドセルに入れて登校しています 「指示待ちっ子」が「自分から動く子」になる親の習慣』 (桑原朱美著/WAVE出版)vol.598
https://shirayu.com/topstory/210518/