古代エジプト人は何を描いたのか―サハラ砂漠の原始絵画と文明の記憶

著者 : 大城道則

• 教育評論社 (2023年2月10日発売)

感想・レビュー・書評

[izumowolさんの感想 · 2023年4月6日]

サハラ砂漠─リビアにのこる古代絵とそこへの旅程を紹介し、古代エジプト文明がそこから多大なる影響を受けていることを論じている本。その示唆は大変興味深いのだが、いかんせん主役であるはずの古代絵が申し訳程度に白黒写真で載っているだけなのが惜しい。もっと古代絵自体にフォーカスして大きなカラー写真で観たかったな。ネットで検索しまくりました(笑)。

著者プロフィール

2022年2月現在
駒澤大学文学部歴史学科教授

「2022年 『異民族ファラオたちの古代エジプト』 で使われていた紹介文から引用しています。」